ビニール袋を固く縛ると、なかなかほどけなくなってしまいます。あきらめてハサミで切る前にぜひ試してみて欲しい方法があります。「こんなに簡単にほどけるなんて!」と思わずいってしまいますよ。

固く結んだビニール袋を簡単にほどく方法

スーパーやコンビニなどでもらうビニール袋を、ゴミ袋にしたりちょっと物を入れたりするなど再利用している人も多いでしょう。

ゴミ袋として使う時は、袋の口を固く結ぶことがあると思いますが、一度固結びをすると簡単にはほどけなくなってしまいます。力を入れて無理やりほどこうとすると、逆にもっときつく縛ってしまったり、あきらめて結び目をハサミで切ると再利用できなくなってしまったりします。

Instagramで子育てに役立つライフハックを投稿しているボム(bom_kosodate_lifehack)さんは、ビニール袋の固結びの簡単なほどき方を紹介しています。

ボムさんが教えてくれる方法はとっても簡単で用意する道具もいりません。

1.ビニール袋の取手の片方を持ってクルクルと数回ねじります。この時、結び目からあまり離れた場所を持つとうまくできないので、結び目から1~2cmくらいのところを持ってねじりましょう。

2.ねじった部分を結び目の先へ向かって押し込みます。すると、奥へスルッと入っていき結び目が緩むので簡単にほどくことができます。

なぜ簡単にほどけるようになるのか

「これ本当にほどけるの?」と思うくらい固く結んだビニール袋でも、実際に試してみるとねじった部分が気持ちよく中に入っていって簡単にほどけてしまいます。

では、なぜ固く結ばれているのに簡単にほどけるようになるのでしょうか。

それは、持ち手をねじることで細くて強度のある棒のようになるからです。

固結びしたビニール袋は、結び目が押しつぶされて圧力がかかった状態になっていますが、細くて硬い棒なら入り込むことができます。そして、結び目の圧力が小さくなり、穴が緩んで広がってくるためほどけるようになるのだそうです。

力を入れなくてもねじるだけでいいので、小さな子供や力のない人でも簡単にほどけますよ。

固結びしてなかなかほどけないビニール袋のほどき方を紹介しました。道具も力も全く必要なく誰でも簡単にできるので、ほどけなくて困った時はぜひやってみてください!

※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。


[文・構成/grape編集部]

出典
bom_kosodate_lifehack
※写真はイメージ