チャンピオンズリーグ(CL)グループC第2節、ナポリvsレアル・マドリーが3日に行われ、2-3でマドリーが競り勝った。

初戦のブラガ戦を競り勝ったナポリは、その後のセリエAを2勝1分けとした。ここ2試合はいずれも4ゴールでの快勝としてチーム状態が上向きの中、オシムヘンやクワラツヘリアらが先発。[4-3-3]で臨み、現状のベストメンバーで臨んだ。

一方、ウニオン・ベルリンに後半追加タイムのベリンガム弾で辛勝したマドリーは、直後のアトレティコとのマドリード・ダービーこそ完敗したものの、ラス・パルマス戦、ジローナ戦と連勝を飾った。そのマドリーはヴィニシウスとロドリゴの2トップ、ベリンガムをトップ下とする中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]で臨んだ。

マドリーがボールを持つ入りとなった中6分、ボックス右まで侵入したロドリゴがGK強襲のシュートを浴びせる。

しかし19分、先手を取ったのはナポリ。CKからナタンののヘディングシュートはバーに直撃するも、ルーズボールをエスティゴーアが頭でねじ込んだ。

ところが27分、マドリーがすかさず追いつく。ベリンガムの敵陣でのパスカットから最後はボックス左のヴィニシウスがシュートを流し込んだ。

そして34分、マドリーが一気に逆転する。中央でパスを受けたベリンガムがするすると持ち上がってDF2枚を抜き去り、ボックス内へ。このままシュートを決めきった

逆転されたナポリは39分、オシムヘンのヘディングシュートでゴールに迫るもGKケパの好守に阻まれ、1点ビハインドで前半を終えた。

それでも迎えた後半、開始5分にナポリにPKが与えらえる。ボックス左に侵入したオシムヘンがシュートに持ち込むと、ナチョのハンドを誘い、VARの末にPK判定となった。これをジエリンスキが決めて同点とした。

ナポリの圧力が強まる後半となると、56分にはクワラツヘリアが強烈なカットインシュートを放つ。

守勢となっていたマドリーは74分、ヴィニシウスがGK強襲のシュートを放ち、GKが弾いたルーズボールをベリンガムがヘディングで合わせるもシュートは枠外に。

それでも78分、マドリーに勝ち越し弾が生まれる。CKの流れからルーズボールを拾ったボックス手前のバルベルデが右足を一閃。バーに直撃したボールがGKメレトに当たってゴールに吸い込まれた。

これが決勝点となってマドリーが勝利。エキサイティングなシーソーゲームを制し、2連勝スタートとした。

久保所属のザルツブルクvsソシエダ、三笘所属のマルセイユvsブライトンなど
CL・ELはWOWOWで放送&配信!
>無料トライアル・放送予定など詳しくはこちら