チャンピオンズリーグ(CL)グループB第2節のPSVvsセビージャが3日にPSVスタディオンで行われ、2-2の引き分けに終わった。
2週間前に行われたCL初戦のアーセナル戦で惨敗を喫したPSVが、RCランスと引き分けたセビージャをホームに迎えた一戦。
試合はホームのPSVがアグレッシブに入ると、37分にネットを揺らす。敵陣左サイドで獲得したFKからフェールマンがクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したラマーリョが頭で流し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。
ゴールレスで迎えた後半は、セビージャが先に決定機を創出。52分、ラマーリョのクリアを敵陣でカットしたペドロサがドリブルでボックス左まで持ち上がると、冷静にシュートをゴール右隅に流し込んだ。
このゴールでセビージャの先制かと思われたが、VARの末にペドロサがボールをカットした場面でのハンドを取られ、ゴールは取り消された。
先制のチャンスを逃したセビージャだったが、68分にショートコーナーの流れからヘスス・ナバスが右クロスを上げると、ファーサイドのセルヒオ・ラモスが頭で折り返したボールを最後はグデリが豪快なハーフボレーでゴールに叩き込んだ。
先制を許したPSVは70分にロサーノとサイバリを、82分にペピとベラ=コチャプを投入。すると84分、中央からボックス内に侵入したティルマンがセルヒオ・ラモスのタックルで倒されると、VARの末にPKを獲得。これをルーク・デ・ヨングが決めた。
終盤に追いつかれたセビージャだったが、直後に勝ち越しに成功する。87分、キックオフのボールを右サイドに展開すると、ドリブルで持ち上がったフアンル・サンチェスのクロスをゴール前に走り込んだエン=ネシリがヘディングで叩き込んだ。
このまま試合終了かと思われたが、試合終了間際にドラマが生まれる。PSVは95分、右サイド高い位置でペピがセルヒオ・ラモスに倒されFKを獲得すると、ロサーノのクロスをL・デ・ヨングが頭で合わせると、ゴール右に逸れたボールをゴールエリア右のティーゼがゴールに押し込んだ。
結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。土壇場弾で追いついたPSVは貴重な勝ち点1を獲得。セビージャは勝ち点2を取りこぼす結果となった。
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