今季から英2部のコヴェントリーでプレーする坂元達裕。

チームメイトと一緒に片手でトーストを焼くチャレンジに挑戦していた。

これはコヴェントリー在住のリアンくんの呼びかけに応えたもの。

11歳の彼は横紋筋肉腫と診断され、2度の切断手術と8回の化学療法を受けてきた。

BBCによれば、リアンくんは坂元らのチャレンジ動画を見てこう話していたそう。

「彼らが僕のチャレンジに参加してくれて、僕が毎朝やっているようなことを時間を割いてやってくれるなんて、本当に素晴らしいことです。

片手でトーストにバターを塗ったり、片手でエプロンをつけるのは、サッカーをするよりも少し難しいかもしれないですね」

横紋筋肉腫は、筋肉、脂肪、神経などの軟部組織から発生する悪性腫瘍である軟部肉腫のひとつ(国立がん研究センターHPより)。

リアンくんは右利きだというが、6月に左手の一部と指3本を切断した後、8月には左腕を肘まで切断する手術を受けた。

当初、彼は学校の先生や友達に同様のチャレンジをお願いしていたそうで、「先生、看護師の皆さん、家族、友達、僕を支えてくれて本当にありがとう」と感謝も口にしていたそう。

【関連記事】おかえり!癌を乗り越えて復活した英雄たち

母親によれば、10月に最後となる9回目の化学療法を受ける予定だという。

難病横紋筋肉腫で腕を2度切断した少年が感激!坂元達裕らが片手トーストチャレンジに挑戦