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子供を連れての外出は気を遣い、子供を連れての訪問を受け入れてくれる場所はありがたい存在。しかし「子連れOK」と書いてあったのに、連れて行ったらモヤッとする対応をされたユーザーの投稿が話題となり、“子供”とはどの範囲やどんな場合を指すのか、X(旧・ツイッター)で物議が醸されている。


■ネイルサロンに乳児はOK?

議論のきっかけはとあるユーザーの投稿。「子連れOK」とあったネイルサロンに生後6ヶ月の子供を連れていった投稿者だが、施術中に子供が泣き出してしまったという。

来店時、店側は「結構泣く子はお断りしてるんですよ」と話したものの、子供が泣き出して謝る投稿者に「急ぎますね!」と対応。しかし「ガタガタですけどいいですか?」と言われたことに投稿者は「モヤッとした」とつづっている。

迷惑をかけているから断れないとそのまま帰宅し別のサロンの予約を入れたという投稿者に共感の声が寄せられたが、一方で子持ちのネイリストだというユーザーから「まさか子連れOKに赤ちゃん連れてくるとは思いませんよ。子供=1人で待てる子って意味です」といった声も上がり、「普通に乳児もOKかと思ってた」「流石に乳児は無理では?」などと、ネットでも意見が割れている。


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■“暗黙の了解”がある?

とくにユーザーが注目したのは子供の月齢で、「子連れOKでも6ヶ月はダメだろ」「子連れOKって書いてあっても1歳半ぐらいでスマホ見てたらおとなしく座ってられる子供、ぐらいのことを言ってると思うよ…」といった声が。

「“子連れOK”と掲げる個人店って暗黙の了解で『泣いたり騒いだり走ったりする場合はお断りだけど静かに置いとくだけならいいよ!』なんだろうなと思っている…(結果自粛する)」「“子連れOK”はちゃんと躾のされた子連れOK、の意味だと捉えたほうがいいよね」などと、件のネイリストのように“暗黙の了解”と捉えている人は多いよう。

さらにネイルをしている間は手が塞がるなど、子供の行動にすぐに対処できない可能性も考えられ、「子連れOKで何でも口に入れちゃうくらいの乳児も含まれるという解釈する人もいるんだ。ちょっと危険だな」との声もみられる。


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■「子連れOKの意味が揺らいでしまう」

一方で「そ、そうなの? “子連れOK”てあったときに私がイメージするのは0才児〜小学生なんだけど」「“子連れOK”…店側も赤ちゃん連れてるってわかって受け入れてるんだよね?」「子供が泣くのだって仕方ないのに迷惑だから連れてくるなとか、それでは子連れOKの意味が揺らいでしまうわ」などと理不尽さを感じる人も。

むしろ「5歳くらいまではきっとママに寄って何してる星人だし1時間も待てないし、色々店のもの触っちゃいそう。むしろ赤ちゃんのが何もしないしプライベートなサロンとかで泣いてオッケーでさえあれば楽な気がする」との声も上がった。

また、「店によってはちゃんと子守り用の託児スタッフ置いてくれてる店もある」ということから“期待してしまうのも無理はない”と考える人もいるようだ。


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■店の設備、子供の年齢にもよる?

認識は人それぞれではあるようだが、「結構泣く子はNGです~なんて言うんだったら最初から『子連れOK』とか掲げるなよ」「じゃあなぜ『1人で待てる子』って書かないんだ?」などと曖昧さが招いているトラブルだとの指摘もあり、「具体的に何歳以上OKと書いてあると助かるかも」との声が。

ほかに「お店の情報にオムツ替えコーナーありますとかない限り、預けるのが吉」との意見もあり、その店にどんな設備があるのか確認するのも重要なようだ。

また、「ネイルサロンってそもそもアセトンとかそういうの扱っているし、集塵機使うとしても多少はダストだって舞うし、赤ちゃん連れてくる場所ではないよな〜」「連れていく場所、その子の年齢や性格にもホントよると思う」などと、ポイントとなるのは子供の年齢だけではないとの意見も上がっている。

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(文/Sirabee 編集部・今井のか

“子連れOK”は乳児も含む? 「流石に無理では」「OKかと思ってた」物議に