濱口竜介監督の『悪は存在しない』が、アジア・パシフィック映画賞に最多ノミネーションを果たした。

作品、監督、脚本、撮影の4部門。作品部門には、やはり日本映画であるヴィム・ベンダース監督の『PERFECT DAYS』も候補入りしている。

この部門のほかの候補作は、ジョージアフランスブルガリア合作の『Citizen Saint』、カザフスタンの『Qas』、中国の『Snow Leopard』。

また、若者映画部門には是枝裕和監督の『怪物』、アニメーション映画部門には『すずめの戸締まり』と『THE FIRST SLAM DUNK』、演技部門には『PERFECT DAYS』の役所広司、『Last Shadow at First Light』の白田迪巴耶が候補入りした。

授賞式は11月3日

『悪は存在しない』
2024年公開予定
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文=猿渡由紀