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(写真:時事通信

プロ野球・巨人の原辰徳監督(65)が今季いっぱいで退任し、後任には“愛弟子”である阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)の新監督への昇格内定が報じられている。

今季は球団史上最長となる監督通算17年目となったが、2年連続で4位確定、クライマックスシリーズ進出も逃した巨人。さらに3年連続でリーグ優勝を逃すことに。原監督は今季が3年契約の2年目だが、来季を待たずに退任することとなる。

「同一監督での2年連続Bクラスは、巨人にとって初めての惨事。山口寿一オーナー9月29日に、原監督の続投について『真剣に考えなきゃいけない』と慎重な姿勢を示していました。原監督の退任は、優勝を逃した責任を取るということなのでしょう」(スポーツ紙記者)

いっぽうネット上では、早くも新監督の有力候補とされる阿部コーチに注目が集まっている。阿部コーチ’19年で現役を引退し、翌年から2軍監督に就任。今季から1軍のヘッド兼バッテリーコーチに昇格したばかりだった。

「阿部コーチは、’01年ドラフト1位で巨人に入団。当時ヘッドコーチだった原監督が、監督の長嶋茂雄さん(87)に阿部さんをレギュラー起用するよう推薦したといいます。阿部コーチにとって原監督は“恩人”であり、長きにわたって薫陶を受けてきました」(前出・スポーツ紙記者)

そうした経緯もあり、“阿部新監督”に期待を寄せる声が。

阿部さんが監督に就任するなら、来期が楽しみだ》
《巨人の伝統的システムの中では順当な交代でしょう》
《阿部監督のお手並み拝見ってところじゃないのかな》

いっぽう阿部コーチといえば、“パワハラ気質”も囁かれてきた。

「しばしば選手に罵声を浴びせるような、厳しい指導で知られています。昭和の時代であれば通用するかもしれませんが、選手を委縮させて実力を引き出せない恐れもあります。先月末にも『週刊文春』が有料電子版で、『猛烈パワハラで評価が急降下』と題する記事を公開していました。

阿部コーチの波紋を呼ぶ行動は、パワハラだけではありません。プロ入り3年目のファン感謝祭では、進行役を務めたビビる大木さん(49)を無視して物議を醸したことも。’12年に『週刊ポスト』でグラビアアイドルとの“密会不倫疑惑”も報じられており、監督に昇格すれば阿部コーチの“素行”はますます注目されるでしょう」(別のスポーツ紙記者)

そのため、阿部コーチの“鬼指導”を不安視する声も広がっている。

《まだ早いと思うな。スター選手なだけに苦労して上がってきた選手の気持ちが分からず、ついパワハラに似た行動をとってしまうかもしれない》
体育会系気質、ハラスメント体質の阿部が監督だと選手のモチベーションはダダ下がり決定》
《名選手ではあるが、指導者歴では今のところ、二軍監督時の戦績はパッとしないし、一軍ヘッドとしては今年度の4位 話題になるのはパワハラや現代スポーツに似つかわしくない指導論 新監督として結果が出せるかどうかは未知数だが、現段階ではマイナスの印象》
《桑田さんも見てみたかったな。 阿部さんだと選手めちゃくちゃ萎縮しちゃいそう》