人間の良き相棒として様々な現場で活躍しているジャーマン・シェパードは、どんな仕事でもきっちりこなす、賢くて忠誠心にあふれる犬だ。
アメリカで、30頭ものヤギが道路をふさいでいると通報を受けた警官は、警察犬(K9)のジャーマン・シェパードを連れて現場に向かった。
すると犬は、ヤギたちの後ろに回りながらどんどんと元居た場所に戻すことに成功。というかその存在感だけで、ヤギたちを追うには十分だったようだ。
ニューヨーク州パットナム郡、カーメルの町でたくさんのヤギが道路をふさいでいるという通報を受けたデサントラ巡査部長は、警察犬(K9)のジャーマンシェパード、ピエトロと現場に向かった。
ピエトロは30頭ものヤギたちを素早く元居た場所にに戻す手助けをしてくれた。ピエトロに追われると、一斉に道路から離れるヤギたち。
これでもう安心だ。
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Facebookのユーザーからは「K9 ピエトロと警察官のデサントラ、素晴らしい仕事をありがとう!」、「素晴らしい牧羊犬のスキル!」、「安心して見ていられる、かわいすぎる!」といった声があがった。
ジャーマン・シェパード・ドッグは直訳すると「ドイツの牧羊犬」という意味だが、実際は牧羊犬としてではなく、違う現場のお仕事をこなしている。
牧羊犬だったオールド・ジャーマン・シェパードを元に、第一次世界大戦の前に軍用犬として、徹底的な作業性の向上と訓練性能の向上を目的に交配を繰り返して誕生したのが本種なのだ。
知的で忠誠心と服従心に富み、訓練を好む性格から種々な作業犬として訓練され、軍用犬、警察犬、警備件、麻薬探知犬、介助犬や盲導犬として活躍してくれている。
どんな仕事にも適応できるので、ヤギを追うお仕事だって簡単にできちゃうのだろう。
written by parumo
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