常温で長く保存できる、ハチミツ。スイーツはもちろん、料理のアクセントにも使えるため、常備している家庭は多いでしょう。

しかし、ハチミツは容器の中で白く固まり、結晶になる場合があります。

結晶化したハチミツは絞り出すことが難しく、使う時に不便に感じますよね。

ハチミツの結晶を溶かす方法について、『サクラハチミツ』でおなじみの株式会社加藤美蜂園本舗が紹介していました。

結晶化したハチミツを溶かす方法

同社いわく、白く結晶化するのはハチミツの特性で、品質には問題ないとのこと。

結晶化したハチミツは、以下の手順で溶かすとよいそうです。

鍋に45 度~ 60 度位のお湯を用意して、結晶したはちみつ容器を入れて元キャップを外しスプーンなどでゆっくりかき回してください。結晶具合によりますが、30 分~1時間程度で元の状態に戻ります。 菜箸やマドラー等でかき混ぜて下さい。

加藤美蜂園本舗 ーより引用

ハチミツは、湯煎をすれば、30分から1時間でもとの状態に戻るとのこと。

電子レンジなどで加熱すると破裂する可能性があるため、控えるよう呼びかけていました。

また、結晶化したハチミツは、そのまま食べてもよいのだとか!

湯煎をしてハチミツをもとに戻すのが面倒だという人は、そのままパンに塗ったり料理に使ったりすれば、おいしく消費できるそうです。

ガチガチに結晶したはちみつを湯煎で戻すには数時間かかってしまいます。面倒だという方にオススメしたいのがそのままお召し上がりいただくことです。じゃりじゃりした食感が逆にはまってしまう方も多いようです。料理にそのままお使いいただけます。

加藤美蜂園本舗 ーより引用

同社のウェブサイトを見た人たちからは、「さすが老舗」「ありがたい」「利用方法が強気で好き」などのコメントが上がっていました。

ちなみに、ハチミツは1歳未満の子供に与えると、乳児ボツリヌス症にかかる恐れがあるため、乳児には与えないようにしましょう。

結晶化したハチミツをそのまま眠らせている人は、ぜひ参考にしてみてください!


[文・構成/grape編集部]

出典
加藤美蜂園本舗
※写真はイメージ