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台風14号「コイヌ」は沖縄の南を西へ進んでおり、沖縄地方から次第に遠ざかるでしょう。ただ、沖縄地方の沿岸の海域では6日(金)にかけて高波に注意が必要です。台風は9日(月:スポーツの日)までには熱帯低気圧に変わる予想ですが、3連休の天気に間接的な影響を与える可能性があります。

台風14号 沖縄地方から次第に遠ざかる

5日(木)、午前6時現在、台風14号「コイヌ」は沖縄の南を西へ進んでいます。台風は沖縄地方から次第に遠ざかるでしょう。台風は今後は台湾海峡を進み、9日(月:スポーツの日)までには熱帯低気圧に変わる予想です。

6日(金)にかけて高波に注意

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台風は次第に離れますが、沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴い、先島諸島では6日(金)にかけてしける見込みです。沖縄本島地方では6日(金)にかけて、大東島地方では5日(木)は波の高い状態が続く見込みです。引き続き、うねりを伴った高波に十分注意してください。

5日(木)に予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)
先島諸島:5メートル
沖縄本島地方:3メートル
大東島地方:3メートル

6日(金)に予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)
先島諸島:4メートル
沖縄本島地方:2.5メートル

また、沖縄地方では、5日(木)は台風周辺の湿った空気の影響で、大気の状態が不安定です。所々で雨や雷雨で、局地的に激しい雨が降るでしょう。落雷や突風、急な強い雨に注意してください。

3連休に影響か

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台風14号は沖縄地方から遠ざかり、熱帯低気圧に変わりますが、油断できません。

8日(日)から10日(火)にかけて前線が西日本から東日本の太平洋沿岸付近まで北上するでしょう。前線上を低気圧が東よりに進む予想です。前線に向かって熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。

8日(日)から9日(月)は九州から東海で雨が降り、太平洋側を中心に雨量が多くなる恐れがあります。関東も9日(月)から10日(火)にかけて雨が降り、雨脚の強まる所もあるでしょう。

台風14号 沖縄は高波注意 低気圧に変わるが油断せず 3連休は西日本で大雨の恐れ