ロイヤルユニオン・サン=ジロワーズの日本代表DF町田浩樹(26)だが、リバプールへのステップアップのチャンスが巡ってくる可能性があるようだ。

2022年1月に鹿島アントラーズからサン=ジロワーズへとレンタル移籍。2023年7月には完全移籍へと切り替わった町田。負傷により離脱する期間もあった中、着実に成長を見せ、今シーズンはジュピラー・プロ・リーグで6試合に出場している。

まだ今シーズンのヨーロッパリーグ(EL)では出場していないものの、5日にはリバプールとアウェイで対戦。そんな中、リバプール専門メディアのイギリスLiverpool.com』が過去の例に倣い、町田がリバプールのテストのターゲットになるとピックアップした。

ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールは、ヨーロッパの大会であるチャンピオンズリーグ(CL)やELで対戦した相手から、良い選手をピックアップし、後に獲得するという動きがある。

現在所属している選手ではウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスはベンフィカ時代にCLで対戦。素晴らしいパフォーマンスを見せて、クロップ監督のハートを射止め、リバプールファンも驚かせたこともあり、その後にチームへと加入。コロンビア代表FWルイス・ディアスも同様だ。

その他では、日本代表MF南野拓実(モナコ)も同様。ザルツブルク時代にCLで対戦し、好パフォーマンスが認められてその年の1月に加入していた。

ヨーロッパの戦いにおいてもスカウトの目が光るリバプール。その中で今回注目されるのが町田ということだ。

町田左利きのCBで、左サイドバックとしてもプレーが可能。最近は日本代表にも招集され、力をつけている。

リバプールには左利きのCBのバックアッパーがいない状況であり、190cmの長身であることと、スピードを兼ね備えていることが補強ポイントと合致するという。

ジュピラー・プロ・リーグではデュエルの勝率もトップクラスで、48回のチャレンジのうち40回で勝利。空中戦も勝率62.5%で、リーグのCBでトップ10に入っているという。インターセプトやビルドアップだけでなくキーパスも多く記録しており、リバプールとしては興味を持つ数字が揃っているとのことだ。

ポイントはリバプール相手にどのようなプレーを見せるか。今季はELでまだプレーしていない町田だが、リバプールの攻撃陣をアンフィールドで封じるとなれば、獲得に動く可能性は高いとのこと。移籍金の安さもポイントとなっており、リバプール戦の出来がかなり注目されることになりそうだ。

久保所属のザルツブルクvsソシエダ、三笘所属のマルセイユvsブライトンなど
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