東急バス株式会社(代表取締役社長:古川 卓、本社:東京都目黒区)と株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)が共同応募した、バス停留所インフォメーションサービス『B-Station』が、2023年10月5日に「2023年度 グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

■名称:バス停留所インフォメーションサービス『B-Station

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント:
電子ペーパーを採用することで、設置コストを大幅に下げた上に表示情報を確保。視認性も高めている。場所に応じて必要な技術を提供することで、総合的なユーザーの利便性を高める好例。

■『B-Station』について:
バスは、道路状況等に運行が左右されるケースがあり、いつ来るか分からないバスを待つことはお客さまにとって不安に感じる点の一つでした。一部の停留所では、バス接近表示機を設置していましたが、これまで設置してきたLEDタイプではテロップ(流れ文字)表示のため、行先・接近情報の提供に留まっていました。また、その後導入した液晶型タイプでは表示情報量を増やしましたが、設置コストや消費電力、耐久性などの課題がありました。
新型バス停留所インフォメーションサービス『B-Station』では、従来タイプのこうした課題を解消し、あらゆる停留所への展開も可能としています。

本サービスでは、東急バス株式会社が電子ペーパー端末の選定と停留所への設置を、株式会社ナビタイムジャパンが端末に合わせたデザイン設計、最新の情報表示を行うためのデータ更新をそれぞれ担当し、表示コンテンツは二社共同で開発を行いました。

■デザインのポイント
・行先や接近情報に加え、到着予定時刻や車内の混雑状況をリアルタイムに提供し、バス利用者の不安を解消します。
・無彩色表示による色覚バリアフリー化や、多言語対応など誰もがわかりやすいユニバーサルデザインとしています。
・省電力・耐久性に優れた電子ペーパーの採用により環境負荷を軽減、消費電力も液晶タイプの8割削減を実現しました。

■グッドデザイン賞Webサイトでの紹介ページ:
https://www.g-mark.org/gallery/winners/17407

■グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/


■お問い合わせ先
株式会社ナビタイムジャパン 公共交通事業
お問い合わせフォーム 
https://transport.navitime.co.jp/bus/form

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