日本食に欠かせないものといえば、かつお節や昆布から取る「だし」です。地域によって好まれるだしは変わり、また店舗や家庭でも味が変わります。パック入りのだしや顆粒タイプのだしではなく、自分で一から取りたいと思う人も多いのではないでしょうか。

だしを取る時には、沸騰させてはいけない、煮出しすぎてはいけないなどの注意点が多く、時間もかかります。そのため、ハードルが高いと思っている人もいるでしょう。

台所用品や洗濯用品など、日用品を数多く製造・販売するライオンが運営する生活情報Webメディア「Lidea(リディア)」のInstagram公式アカウント(lidea_lion)では、2種類のだしの基本の取り方を紹介しています。ライオン製品を使って、だし取りを楽しく簡単にしてしまいましょう。

基本のだしには何があるのか

だしに使われる食材は、かつお節や昆布、煮干し、いりこ、さば節、シイタケ、焼きあごなど、さまざまなものがあります。

その中でも代表的なのが「かつお節」「昆布」「煮干し」の3種類で、基本となるだしは「かつお昆布だし」「煮干し昆布だし」の2つです。

かつお昆布だしは最も一般的なだしで、香り高く深いうまみがあり、お吸い物や煮物に向いています。煮干し昆布だしは、コクのあるうまみが特徴です。味噌汁や煮物に向いています。

家庭科で習って以来だしを取ったことがないかも…という人は、まずはこの基本の2つから始めましょう。

だしを取る時に便利なのが、ライオン製品の『リード クッキングペーパー』です。ぜひこちらも用意して取りかかってみてください。

かつお昆布だしの取り方

【材料】

・水...1千mℓ

かつお節(花削り)...25g

・昆布...10g

作り方を見てみましょう。

1.昆布の汚れを軽く拭き取り、鍋の中に入れ30分ほど水に浸す。昆布は水洗いしないように注意しましょう。

2.30分たったら弱めの中火にかけ、ゆっくりと時間をかけて沸かす。沸騰直前になったら昆布を取り出します。

3.鍋の水が沸騰したら、少量の水(分量外)を加えて沸騰を抑え、かつお節を入れる。

4.再び沸騰したら火を止め、3分ほどおく。

5.こし器などにリード クッキングペーパーを敷き、手早くこす。最後にペーパーをギュッと絞らないようにしましょう。

煮干し昆布だしの取り方

【材料】

・水...1千mℓ

・煮干し...30g

・昆布...5g

作り方を見てみましょう。

1.煮干しの頭と腹わたの部分をちぎって取り除く。ひと手間かかりますが、苦味を抑えるポイントです。

2.鍋に水と煮干し、昆布を入れ、30分ほど浸す。

3.30分たったら中火にかけ、沸騰したら弱火にする。アクを取りながら5分〜6分煮出します。

4.こし器などにリード クッキングペーパーを敷き、手早くこす。

LideaのInstagram公式アカウントでは、このほかにも日常のお役立ち情報を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。


[文・構成/grape編集部]

出典
ライオン Lidea
※写真はイメージ