2023年11月8日(水)〜12日(日)あうするぽっとにて上演される、OFFICE SHIKA PRODUCE Operetta『YAMA-INU』のビジュアル&配役が公開となった。

過去に3度上演し、好評を博した”伝説の監禁劇”『山犬』(原作 入交星士「小説「山犬」)。今回、丸尾丸一郎の新演出&バイオリンの生演奏のもと「Operetta(軽歌劇)」として蘇る。

孤高の芸人・鳥肌実コンドルズの山本光二郎、AKB48の女優たちなど、毎回、様々なジャンルのアーティストが参加し、クリエイションを重ねてきた『山犬』。今作では20〜30代の若手注目株が、軽歌劇という新たなアプローチで創作に挑む。

連続殺人事件が起こった田舎町で、シェフとして料理を振る舞い、いつも笑顔が絶やさぬ青年「イイダ」を演じるのは、雷太。学生時代はイイダを虐め、現在は消費者金融で働く「ヒロキ」を演じるのは、財木琢磨。10年前の交通事故で片足を失い、監禁事件の謎を思い出そうとする「ユキ」を演じるのは、横山結衣。正体不明、天涯孤独で愛情を知らずに育ってきた「或る男」を演じるのは、大宮大奨。イイダらの母校・横川高校に勤めていた、謎の「コックさん」を演じるのは、丸尾丸一郎。そして、誰も思い出すことができない同級生、「テラニシカツヒコ」を演じるのは、玉城裕規

雷太

雷太

財木琢磨

財木琢磨

横山結衣

横山結衣

大宮大奨

大宮大奨

丸尾丸一郎

丸尾丸一郎

同窓会前日に届いた一通の手紙から、奇妙で凄惨な悲劇は始まる……。

【あらすじ】
「私たちが埋めたタイムカプセルを一緒に掘りに行きませんか? テラニシカツヒコ

同窓会の前日に届いた一通の手紙。しかし、誰もその名前に記憶がない。
10年ぶりに再会した同級生たちは、手紙に導かれて、タイムカプセルを掘るために学校の裏山へ向かう。
タイムカプセルの中には、白骨とテラニシカツヒコの名札が入っていた。
その時、何者かに襲われて山小屋に監禁されてしまう。
そして、始まる記憶探しのサバイバルゲーム
「シヌキデオモイダセ」 誰かが過去を思い出す度、配給される食糧……
果たして彼らは解放されるのか、それとも恐怖と空腹に支配されてしまうのか?


■丸尾丸一郎 『YAMA-INU』公演に寄せて

劇団鹿殺しでは脚本家として活動していますが、学生劇団(ほぼ恋愛イベントサークル)の時、
僕は演出家か舞台美術家になりたかった。そして上京後、初めて演出したのが『山犬』という作品です。
舞台美術を考え、音響効果を駆使し、作品を自分たちの色に染め上げる。
演出の楽しさに震えました。以来、3度上演され、その度に挑戦を繰り返してきた『山犬』は、
自分自身との戦いの歴史です。今のお前に何ができる?
今回も頭の中を更地にして、バイオリンの生演奏で紡ぐOperetta『YAMA-INU』を立ち上げたいと思います。

OFFICE SHIKA PRODUCE Operetta『YAMA-INU』キービジュアル