新日本プロレス創立50周年企画として製作された本日6日公開のドキュメンタリー映画『アントニオ猪木をさがして』より、福山雅治プロデュースの「炎のファイター」にのせた“燃える闘魂アントニオ猪木”スペシャル映像が解禁された。

【動画】アントニオ猪木のさまざまな“表情”が垣間見えるSP映像

 2022年10月1日に79歳でこの世を去ったアントニオ猪木。日本を代表するプロレスラーにして実業家、政治家としてリングの内外で伝説的なエピソードを数々残してきた。本作では、「元気ですか!?」「馬鹿になれ!」、誰もが一度は耳にしたことのあるアントニオ猪木の発した“言葉”の数々を切り口に、“挑み続けた男・アントニオ猪木”の真の姿に迫っていく。

 出演者は、現在新日本プロレスのリングで壮絶な闘いを繰り広げている棚橋弘至オカダ・カズチカ、海野翔太。同じく新日本プロレスの田口隆祐と後藤洋央紀が本編収録の短編映画に俳優として出演し、猪木の弟子でもあり、共にプロレスの一時代を築き上げた藤波辰爾、藤原喜明が真の猪木像を証言する。

 さらにプロレス界以外からも、くりぃむしちゅー有田哲平、講談師・神田伯山、俳優・安田顕、写真家・原悦生などそうそうたる面子が出演。ナレーション・主題歌を福山雅治が務め、猪木の入場テーマ曲「炎のファイター」を「炎のファイターCarry on the fighting spirit~」としてプロデュースし、映画に令和の“闘魂”を注入した。

 今回解禁となったのは、福山がプロデュースした「炎のファイターCarry on the fighting spirit~」にのせ、アントニオ猪木のさまざまな“表情”が垣間見えるスペシャル映像。

 1998年4月4日東京ドームで行われたドン・フライを相手にした引退試合を皮切りに、全盛期に行われたストロング小林との日本人対決、腕折り試合としても有名なタイガー・ジェット・シン戦や巌流島でのマサ・サイトー戦、さらに晩年のビッグバン・ベイダー戦など、いまだ色褪せることがないプロレスラー・猪木の数多くの戦いから、実業家、政治家としての秘蔵写真&映像が映し出される。そこには喜怒哀楽さまざまな表情を浮かべる猪木がおり、常に何かと戦い、何かを訴え、見る者をただただ熱くさせる、まさに“燃える闘魂”を感じさせる映像になっている。

 映画『アントニオ猪木をさがして』は公開中。

映画『アントニオ猪木をさがして』メインカット (C)2023「アントニオ猪木をさがして」製作委員会 写真:原悦生