次世代の移動通信システム「6G」の世界を見据えた、IoTとデジタル・アイデンティティ・ソリューションの革新に向けたShareRing社(本社:香港/CEO:Tim Bos)との業務提携を発表

  • Web3.0デジタル本人認証サービス(仮称) ―新たなプロダクトラインナップ

2023年12月末に弊社プラットフォームサービス「Organic Mobility Connected Platform」にShareRing社統合IDマネジメント(IDM: Identity Management)を標準搭載してリリースいたします(予定)。これにより、当社コネクテッド・プラットフォームの付加価値が更に高まることが期待されています。

また、本統合IDマネジメント機能は、プラットフォームサービスとして、業界を問わずユーザ認証を必要とする法人様へも幅広く提供していく計画であります。弊社が提供する『Web3.0デジタル本人認証API』を当社API Gatewayを介して法人様のモバイルアプリと連携いただくことで、あらゆる統合IDマネジメントサービスを享受することが可能となります。

法人様は、顧客、会員等のユーザ認証にあたり、ユーザ個人情報を法人様サーバに格納せずに本人認証を行うことが可能となり、万が一の情報漏洩の際の実害を回避し、ユーザ情報漏洩の不安を抱かせないことが可能となります。また、本人確認業務に伴う、コピー業務や文書保存、転記といった作業も大幅に効率化できます。そして、法人様の情報システムの全体管理者が、統合的にIDマネジメントを行うことを可能とします。

  • ShareRingとの業務提携について

ShareRing社との業務提携により、Vault技術やブロックチェーン技術を用いた統合IDマネジメント機能は、個人情報は大手テクノロジー企業側サーバではなくユーザ側スマートフォンに格納できるようにします。加えて、個人情報の一部を不可逆性データに変換することで、個人情報の直接的利用をなくしてユーザ認証を可能とします。

我々の提供するコネクテッドサービスへ人々がつながる際には、ユーザは中央集権化されたメカニズムの中で認証してもらう必要はなく、データの所有権はユーザに帰属し、プライバシーは強化され、より安全・安心・自由な認証が保証されます。

弊社は、このように6Gの時代に整合した認証・プライバシーの基礎インフラはWeb3.0にあると捉え、この度のShareRingとの業務提携に至りました。

なお、弊社では上記認証技術を、関連技術を含めて統合IDマネジメント(IDM:Identity Management)と呼称しておりますが、その設計は2022年4月に施行された「個人情報保護法改正」、及び、「EU一般データ保護規則(GDPR:General Data Protection Regulation)」を遵守しておりますので、グローバルなコンプライアンスに対応可能であり、かつ、弊社コネクテッドサービスのグローバル展開を実現可能としております。

当社のコネクテッド・IoTプラットフォーム「Organic Mobility Connected Platform」には以下のような特徴があります。

・多様なビジネスシーンやモビリティーサービスを想定した豊富なAPIの組み合わせにより、顧客のあらゆる変革ニーズに対応可能。

・大手OEMのコネクテッドにもサービス提供した技術、信頼、及び、セキュリティの水準

・某EVメーカーのコネクテッドを単独でSaaS型運用管理している実績

・車両メーカーを問わず横串連携可能なプラットフォームサービスのご提供

・24時間365日対応の運用保守サポート体制

  • Organic Mobilityが描く次世代6G通信サービス時代に求められる認証の思想

高度化された次世代6G通信サービスにより、ヒトと車と産業が高速大容量・低遅延・多数同時接続で「つながる」時代の到来の中で、これまでは技術的な制約により実現できなかった、あたらしい関連サービスが大量に生まれると予想されます。そして、「つながり」の種類が増え、大規模なスケールの通信が常態化すると、認証と個人情報漏洩防止に求められるレベルも圧倒的に高まることが予想されます。

いわゆるWeb2.0の認証やプライバシー保護のあり方は、次世代6G通信サービスの世界では機能不全を起こすと考えております。Web2.0の現在は大手テクノロジー企業がインフラ、アプリ、サーバを経由しているため、我々ユーザ個人情報を提供することで彼らのエコシステムに参加することが許され、そして個人情報を第三者が管理する仕組みが確立しております。

こうしたデータプライバシーの欠如、中央集権化の仕組みのまま、大規模スケールで「つながる」時代が到来することを弊社は防ぎたいと考えております。

Web3.0は、公平性、公共性、分散化を掲げるデジタル空間の基本思想であり、Web2.0に対するアンチテーゼであり、ブロックチェーン技術がこれらを可能とする基礎技術です。

ユーザは中央機関に依存せずに、認証はより安全になされ、個人情報の漏洩リスクも抑えられ、サービスを安心安全にご利用いただけると考えております。

  • ShareRingについて

2018年に設立され、一流のVCとブロックチェーンの専門家によって支援されているShareRingは、信頼性の高いデータのプライベートな交換のためのIDインフラストラクチャプロトコルの構築を専門としています。軋轢のないデジタルの未来をビジョンとするShareRingのテクノロジーは、Trusted Intermediaries(信頼できる第三者機関)を必要としないシームレスなインタラクションを支援しています。ShareRingのIDシステムは、そのコンポーザブルな性質で知られており、既存のアプリケーションのID作成と検証プロセスを合理化する、業界にとらわれない技術を提供しています。

  • オーガニック・モビリティーついて

Connected With No One Left Behind」をビジョンに掲げ、人々の生活と産業におけるクルマの潜在的価値を最大化させることで、新しい『つながる』世界の実現を目指しています。 

中期計画としては、ビジネスとクルマの接続領域を事業ドメインとして、法人顧客様を対象に、弊社のコネクテッド・IoTプラットフォームサービスを用いて顧客のビジネスにリアルな価値を生むことにより一層注力して参ります。

本件、Web3.0デジタル本人認証サービス(仮称)やOrganic Mobility Connected Platformに関するお問合せ先は、下記の連絡先メールアドレス又は、会社HPのお問い合わせよりお願いいたします。

会社概要
社名:オーガニック・モビリティー株式会社
所在地:東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービルディング17階

代表:松原 弘治
設立日:2022年10月6日
会社HP:https://www.organic-mobility.com
連絡先メールアドレスcontact@organicmobi.com

ShareRing
社名:ShareRing
所在地:20F, Shiu Fung Building, 51-53 Johnston Road, Wan Chai, Hong Kong

CEO:Tim BOS

Contact: Jonathon Liu, VP of Marketing jonathon.l@sharering.network

会社HP:https://www.sharering.network/

配信元企業:オーガニック・モビリティー株式会社

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