象印マホービン株式会社は、コーヒーメーカーやふとん乾燥機など、「2023年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を3件受賞しました。

  • グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれています。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。

https://www.g-mark.org/

  • 受賞製品概要と評価コメント

コーヒーメーカー「珈琲通」 EC-MA60

<受賞製品概要>

「ダブル加熱 高温抽出」でコーヒー本来のコクと香りを引き出し、美味しさにこだったコーヒーメーカー。ブラックとグレイッシュブラウンの2色展開。

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchen/coffee_maker/ec-ma/

<審査委員の評価コメント>

既存製品の形状を流用しながら、表面の質感をグロスから部分的にマットに変える事でリメイクされた製品である。やや専門的だが、金型の表面処理を変える事で実現されている。サスティナブルな視点で考えた時、必要以上の生産負荷をかけないという点で注目する事ができ、その方法論に評価の視点が集まった。新金型で新製品をつくる事を当たり前とせず、魅力ある新製品を生み出しうるか-。環境配慮型のモノづくりの新しい問い、まなざしとなりうる予感を感じた製品である。

●マルチロースター EF-WA30

<受賞製品概要>

高性能触媒フィルターを搭載した軽量でコンパクトなマルチロースター。 煙やニオイ成分をカットし、キッチンの片隅や食卓など、換気扇から離れた場所で使用することが可能。

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchen/multi_roaster/ef-wa/

<審査委員の評価コメント>

従来のフィッシュロースターのリサイズ、リデザンによって現代の暮らしに適した調理家電として開発されたマルチロースターであり、幅広い料理に活用できる存在となっている。ミニマムかつシャープな独自のフォルムとマットブラックの落ち着いた質感の調和にも好感が持てる。背面上部のプッシュボタンで簡単に外せる着脱式の蓋や洗浄しやすいプレート等、日常的なメンテナンスを容易に行えるための工夫も評価したい。細部の造形の精査によって全体として魅力に満ちたデザインに結実している。

●ふとん乾燥機 RF-UA10

<受賞製品概要>

高い頻度でふとん乾燥を行うユーザーをターゲットとした、収納しやすいコンパクトなふとん乾燥機。 セットが容易なホース&マットなしタイプ。 衣類や靴の乾燥に便利な角度調整ノズル。ホワイトとグレーの2色展開。

https://www.zojirushi.co.jp/syohin/life/coverlet-dryer/rf-ua/

<審査委員の評価コメント>

マットや蛇腹状のホースを用いることなく本体上部を開く角度調整ノズルで布団を乾燥させる独自方法を実現させている企業が取り組んだ従来製品の進化形であり、小型化・軽量化によってさらなる収納のしやすさが実現されている。操作においても従来以上にシンプルなものとなることが目指され、布団乾燥機を初めて使用する人々でも抵抗なく用いることのできる機能と操作表記など、ユーザーの存在を大切に踏まえた製品開発となっている。ホワイトの他に落ち着いたグレーが用意されたカラーバリエションにおいても好感が持てる。

配信元企業:象印マホービン株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ