ドーピング違反で渦中にあるユベントスフランス代表MFポール・ポグバが、Bサンプルでも陽性反応を示したようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

ポグバ8月20日に行われたセリエA開幕節のウディネーゼ戦で実施されたドーピング検査で陽性の反応を示した。

イタリアドーピング機関(NADO)によると、検査では筋肉量の発達に関与する非内因性起源のテストステロン代謝物が確認されたという。

そして今回、ユベントスの弁護士が選出した専門家の立ち合いの下、Bサンプルによる再検査が6日にローマで行われ、陽性反応を示したとのこと。

現在、暫定的に出場停止処分を受けているポグバだが、この陽性結果を受け、意図的でないことが証明できれば2年の出場停止、できなければ4年の出場停止が科されることになるという。

昨夏フリートランスファーで古巣ユベントスに4年契約で復帰したポグバ。昨季はケガでシーズンを棒に振り、今回はドーピング違反とユベンティーノの期待を裏切ってしまった。

なお、年俸700万ユーロを受け取っているポグバとの契約を、ユベントスは解除する方向で動く可能性が高いとのことだ。