ライオン株式会社(代表取締役社長・竹森 征之)は、資源の持続可能な利用に努めるとともに、自然共生社会に貢献するネイチャーポジティブ※1な企業を目指し、生活者一人ひとりの「エコの習慣化」を啓発する活動を行っています。この一環として、この度、包括連携協定を締結している東京都台東区にある「台東区立環境ふれあい館ひまわり」とコラボレーションし、生物多様性につながる「水」をテーマにしたワークショップイベントを2023年9月23日に実施しました。
※1 自然や生物多様性の損失に歯止めをかけ、環境にとってポジティブ<プラスの状態>にしていくこと

■ワークショップイベントの内容

イベントは、台東区の小学1-3年生とその保護者の計38名に参加いただき、台東区蔵前にあるライオン本社のイベントスペースで行いました。

始めに、生きものと水について考えるきっかけとして、台東区を流れる隅田川に生息する生きものをイラストにした釣りゲームに挑戦しました。子どもたちは、隅田川とその周辺にはたくさんの生きものが生息していること、また、川に生息する生きものに限らず、すべての生きものにとって水はなくてはならない大切なものであることを楽しみながら学んでいる様子でした。

次に、私たち人間などの生きものが使用できる水の量は、思っている以上に少ないことを体感してもらいました。1リットルの水が入ったペットボトルを用意し、「この中の水が地球の水としたら、私たちが使える水がどれくらいだと思いますか?」と問いかけると、子どもたちからは「半分!」「4分の1!」という回答が。しかし、それが地球の水全体の0.01%に相当するわずか1滴(0.1ml)※2であることがわかると、子どもたちだけでなく保護者からも思わず「えーっ!」という声が挙がり、その少なさに驚いている様子でした。

最後に、今日学んだことを毎日の生活の中で思い出して実践してもらうため、オリジナルのマイコップをつくりました。水を大切に使うためのアイデアを実践する宣言シールをコップに貼って、世界に一つだけのマイコップが完成。参加した子どもからは、「水がどれだけ大切か分かった。コップに宣言できたことが楽しかった。」、保護者からは、「地球の水をペットボトルに置き換えた時に、たった1滴の水について考える事に繋がって良かった。」といった声が寄せられ、親子で一緒に楽しみながら「水」の大切さを学べる場となりました。

※2 出典:環境省 循環型社会・生物多様性白書(平成22年版)

当社は、今後もこのようなイベントを継続することで生活者とともに「エコの習慣化」を推進し、生物多様性の保全に積極的に取り組んで参ります。

■ワークショップイベント概要

日時:2023年9月23日(土) 14:00~15:30

場所:東京都台東区蔵前1-3-28 ライオン株式会社 本社1F イベントスペース

イベント名称:生物多様性について考える1.「“たった1滴の水を分ける”人と生きものたち」

共催:台東区立環境ふれあい館ひまわり

   https://www.city.taito.lg.jp/kenchiku/kankyo/kankyogakushu/himawari/index.html

*次回の台東区との「生物多様性について考える」イベントの開催は2024年2月頃を予定しています。

【関連情報】

◆生物多様性保全への取り組み

https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/biodiversity/

◆生物多様性保全活動

https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/env/biodiversity/activity01.php

◆活動ブログ サステナブルな社員より。

https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/staff/4411

以上

配信元企業:ライオン株式会社

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