2025年には日本の高齢者の約5人に1人が認知症になると言われています※1。2017年には認知症の危険因子として高血圧や肥満の他に「難聴」が挙げられており※2、2020年には、「認知症発症の危険因子となる12の因子の中で、難聴は最もリスクの大きな因子である」という指摘がなされ※3、難聴と認知症の関連がますます注目されています。

このような中、米国のジョンズ ホプキンス大学が難聴と認知症に関する研究(ACHIEVE試験)を行い、難聴の重症度が高い高齢者は、認知症を発症するリスクが高いことが分かりました。加えて、難聴があっても補聴器を使用している高齢者では、認知症の有病率が低下することも示されました。

本セミナーでは、座長として山岨 達也 先生(東京逓信病院 病院長、東大病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 名誉教授、日本聴覚医学会 理事長)をお迎えし、ジョンズ ホプキンス大学による研究(ACHIEVE試験)の責任者であるフランク・リン教授から研究結果について解説いただくとともに、難聴と認知症の関連性について専門の内田 育恵 先生(愛知医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 教授)にご講演いただきます。また、難聴患者さんにもご登壇いただき、患者さんの立場からお話をいただきます。最後には、山岨 達也 先生に難聴対策の重要性について統括いただきます。

※1 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 こころの情報サイト

※2 Gill Livingston et al. The Lancet Commissions:July,2017

※3 2020 report of the Lancet Commission

日時 : 2023年10月13日(金) 11:00~12:00 (受付開始:10:30)

協力 : 日本聴覚医学会

司会 : 難聴対策推進議員連盟 事務局次長 衆議院議員 宮路 拓馬 氏

座長 : 東京逓信病院 病院長、東大病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 名誉教授、日本聴覚医学会 理事長 山岨 達也 先生

プログラム :

○ ご挨拶

難聴対策推進議員連盟 幹事長 衆議院議員 大塚 拓 氏

認知症の進行抑制における聴覚介入の有用性 - ACHIEVE試験の結果より-

米国 ジョンズ ホプキンス大学 教授 フランク・リン 先生

認知症だけじゃない! 難聴を放っておいてはいけない理由

愛知医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 教授 内田 育恵 先生

○ 患者さんの声

○ 統括:難聴対策の重要性について

東京逓信病院 病院長、東大病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 名誉教授、日本聴覚医学会 理事長 山岨 達也 先生

○ 質疑応答

会場 : 参議院議員会館 1階 特別会議室

千代田区永田町2-1-1

【アクセス】 地下鉄 永田町駅有楽町線半蔵門線南北線) 1番出口 すぐ 地下鉄 国会議事堂前駅丸ノ内線千代田線) 1番出口 徒歩5分

申し込みは、下記項目を記載し、10月11日(水)までに、メール( medical@pr-tocs.co.jp )にて、株式会社トークス宛にお知らせください。

ご芳名、媒体名、貴社名、ご所属・ご役職・Tel・Fax・Email

会場聴講には収容人数の関係で定員を設けさせていただきます。(約40名、調整中)

定員以上のお申込みがあった場合は先着順とさせていただきますのでご了承ください。

本件に関するお問い合わせ

難聴対策推進議員連盟 難聴対策セミナー事務局

問い合わせ先 : (株)トークス 辻本、辻田

TEL:03-3261-7715 / FAX:03-3261-7174 / Email:medical@pr-tocs.co.jp

クレアCochlear Limited (ASX:COH)
クレア社は、埋め込み型聴覚ソリューションの世界的なリーダーです。中等度から重度の難聴を持つ人々に音という贈り物をお届けするため、世界の4,500人以上の従業員が働き、研究開発に年間180億円以上を投資しています。当社の製品には、人工内⽿システム、⾻固定型補聴器、その関連製品が含まれます。幅広い年齢層の難聴者が聴こえの改善によって充実した生活を送ることができるよう、1981年以来、180以上の国々で、これまでに75万台を超える人工聴覚器をお届けしてまいりました。

配信元企業:株式会社 日本コクレア

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ