コンビとパナソニック サイクルテックは、両社が共同開発した前子乗せモデルの電動アシスト自転車「ギュット・クルームF・DX」をパナソニック サイクルテックを通じて12月上旬に発売する。カラーは、マットコークスブラック、マットオリーブ、マットシトラスグリーン、コーラルフォググレー、マットネイビー、マットサンドイエローの6色。価格は17万9000円に設定している。

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●初めての子乗せモデルでも扱いやすい



 ギュット・クルームF・DXは、前子乗せチャイルドシート「クルームフロントシート」を標準で備えており、従来車種「BE-FRD032」に前用チャイルドシート「NCD468」を装着した場合と比較して、チャイルドシートの取付位置を低く(写真Aの箇所)、ハンドルを軸としたチャイルドシートの回転半径を小さく(写真Bの箇所)設計したことで、乗車時の安定性が向上するとともに、前方の視界が広くなった。

 さらに、運転席とチャイルドシートの間のスペースを確保(写真Cの箇所)したことで、運転者の膝にチャイルドシートが当たりにくくなり、初めて子乗せモデルに乗車する人でも扱いやすい。

 クルームフロントシートは、広げるだけで子どもを直射日光から守れるサンシェードや、背面下のボタンを押してベルトを引くだけで長さ調節が可能な「クイックアジャスター」を備えており、子どもの快適性と乗せ降ろし時の利便性にこだわっている。

 ヘッドカバーとベルトカバーは、汗や砂埃などの汚れが気になったらいつでも洗濯できるので、常に清潔に保てる。

 タイヤサイズは20インチで、アシストモードでの走行距離が、「パワー」なら約50km、「オートマチック」なら約60km、「ロング」なら約86km。
コンビとパナソニック サイクルテックが前子乗せモデルの電動アシスト自転車を共同開発