レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督がラ・リーガ第9節のオサスナ戦を前に、最終ラインの状況について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

前節のジローナとの首位攻防戦を3-0の勝利で終え、リーグ首位へと返り咲いたマドリー。3-2で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)のナポリ戦を経て、7日にはリーグ3連勝がかかるオサスナ戦に挑む。

そんな中で懸念事項となっているのが最終ラインの人手不足。ブラジル代表DFエデル・ミリトンが長期離脱している他、第7節ラス・パルマス戦ではオーストリア代表DFダビド・アラバが負傷交代。前節のジローナ戦では元スペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが一発退場となる危険なタックルを行い、3試合の出場停止処分が科されている。

今回のオサスナ戦について「インターナショナルブレイクが始まる前のこの期間を良い形で終えたいと思っている」と語ったアンチェロッティ監督は、すでにチームトレーニングに復帰しているアラバの状態にも言及。フランス代表MFオーレリアン・チュアメニやフランス代表DFフェルラン・メンディを代わりに起用することを示唆した。

「彼(アラバ)はまだ調子が良くないから明日はプレーしないだろう。センターバックにはメンディやチュアメニといった他のオプションもある。我々はうまく対応できるだろうし、守備の仕事は個人だけでなくチームで行うものだ」

「この試合での懸念は非常によく鍛えられたチームと対戦することだ。ここ2日間のトレーニングで我々はチュアメニをそこ(CB)で試したが、彼には守備の資質がある。一対一の状況でも、空中戦でも優れている。メンディはより自然なディフェンダーであり、4バックでプレーすることに慣れている」