ドルトムントは7日、ブンデスリーガ第7節でウニオン・ベルリンをホームに迎え、4-2で勝利した。

前節フュルクルクの移籍後初弾などでホッフェンハイムに勝利し、3連勝とした4位ドルトムント(勝ち点14)は、3日前に行われたチャンピオンズリーグではミラン相手にゴールレスドロー。そのミラン戦のスタメンから4選手を変更した。

11位ウニオン・ベルリン(勝ち点6)に対し、最前線にフュルクルク、2列目に右からマレン、ロイス、バイノー=ギテンスと並べたドルトムントは6分、ベーレンスのミドルシュートがバーに直撃してヒヤリとさせられる。

それでも1分後、ドルトムントが先制する。左CKからフュルクルクのヘディングシュートはGKレノウに止められるも、ルーズボールを自ら押し込んだ。

しかし2分後に追いつかれる。CKからゴセンスのヘディングシュートがフュルクルクに当たってゴールに吸い込まれた。

さらに18分、FKからクラルにヘディングシュートを決められて逆転されかけるも、VARの末にオフサイドで助かった。

対するドルトムントは26分、ロイスのFKからフュルクルクがヘッドで逸らしてネットを揺らしたが、こちらもVARでオフサイドと判定される。

すると30分、ドルトムントはPKを献上。フンメルスが自陣ボックス内でボールをブロックに行ったプレーがベッカーの足にスパイクが入り、VARの末にPKとなった。これを移籍後初ゴールとなるボヌッチに決められ、逆転されてしまう。

ハーフタイムにかけて攻めあぐねるドルトムントは43分、ベッカーにGK強襲のシュートを打たれて牽制された中、1-2で前半を終えた。

迎えた後半、ブラントを投入したドルトムントは開始5分にスーパーゴールで追いつく。ボックス手前左からシュロッターベックが強烈なミドルシュートをゴール右上に叩き込んだ。

さらに54分。ドルトムントが一気に勝ち越す。FKを跳ね返した流れからロングカウンターに転じ、ロイスが持ち上がっていく。ラストパスをボックス右で受けたブラントがシュートを決めきった。

そして71分、リエルソンが恩返し弾でダメを押したドルトムントが4-2で勝利。4連勝としている。一方、ウニオンは公式戦7連敗となった。