レアル・マドリーは7日、ラ・リーガ第9節でオサスナと対戦し4-0で勝利した。
前節のジローナ戦を完勝し3試合ぶりの首位に浮上したマドリーが、オサスナをホームに迎えた一戦。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)第2節でナポリ戦との打ち合いを制したマドリーは、その試合から先発を3人変更。ロドリゴやクロースに加えて出場停止のナチョに代えてホセル、モドリッチ、F・メンディを先発で起用した。

前節のアラベス戦で公式戦5試合ぶりの白星を飾ったオサスナに対し、マドリーは9分に先制する。中盤のルーズボールをカマヴィンガが繋ぐと、モドリッチがボックス内へ縦パスを供給。これをボックス内でカルバハルが落とすと、最後はベリンガムが冷静にシュートをゴールに突き刺した。

その後はポゼッションで上回るマドリーが押し気味に試合を進めるが、オサスナも要所で粘り、拮抗した展開に。それでも45分には、ベリンガムのパスをボックス左で収めたモドリッチが縦への突破から折り返しを供給。ニアに走り込んだホセルが合わせたが、シュートはわずかにゴール左に外れ、前半は1-0で終了した。

迎えた後半も立ち上がりから主導権を握ったマドリーは58分、バイタルエリア左からドリブルで仕掛けたベリンガムがバルベルデとのワンツーでボックス左に抜け出すと、冷静にシュートをゴール右隅に流し込んだ。

待望の追加点を奪ったマドリーは、65分にも中盤でのボール奪取からバルベルデが素早く縦にパスを送ると、これに反応したヴィニシウスがゴール前まで侵攻。飛び出したGKを冷静にかわし無人のゴールへシュートを流し込んだ。

さらに70分には、チュアメニのロングパスをボックス手前で収めたヴィニシウスがタメを作ってDFとGKの間のスペースへラストパス。最後は走り込んだホセルがゴール左隅にシュートを決めた。

その後、主力を次々に下げたマドリーがが危なげない試合運びを見せると83分に再び決定機。右CKのこぼれ球をボックス手前のクロースダイレクトシュートで狙うと、これが ダビド・ガルシアの右手に当たり主審はPKを宣告。しかし、ホセルのPKはGKエレーラのファインセーブに防がれた。

試合終盤にかけても猛攻を見せたマドリーだったが、最後まで追加点は奪えず。ベリンガムのドブレーテなどで4発快勝のマドリーが、4連勝で首位をがっちりとキープしている。