ユベントスがマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(23)の獲得を検討しているようだ。イギリス『サン』が報じた。

9月上旬に自身をメンバー外としたエリク・テン・ハグ監督と衝突し、規律違反のためファーストチームから追放されてしまったサンチョ。クラブの施設も全て利用が禁止されていると報じられ、今後の去就に注目が集まっている。

そんなサンチョに興味を抱いているのがユベントスのようで、シーズン終了後の完全移籍を視野に入れた1月のレンタル移籍を熱望しているとのこと。移籍金6000万ポンド（約109億8000万円）での完全移籍が来夏成立する可能性もあるという。

また、ユベントスはサンチョをレンタルで獲得する場合、サンチョに支払う週給35万ポンド(約6400万円)のうち半分をユナイテッドが負担することを望んでいるとのこと。ユナイテッドがサンチョを市場に出したがっている状況を踏まえ、強気の姿勢を見せているようだ。

最近では古巣ドルトムントへの復帰も噂に挙がっていたサンチョだが、関係者によるとサンチョはドルトムント復帰にそれほど前向きではなく、セリエAでの再スタートをより魅力的に感じているという。今シーズン、欧州カップ戦に出場していないユベントスは、ここまでリーグ戦4勝2分け1敗の成績を収め、暫定3位につけている。