ナポリは8日、セリエA第8節でフィオレンティーナをホームに迎え、1-3で敗れた。

前節レッチェに4発快勝とした3位ナポリ(勝ち点14)は、5日前に行われたチャンピオンズリーグレアル・マドリー戦では2-3で惜敗。そのナポリはベストメンバーを起用し、オシムヘン、クワラツヘリア、ポリターノの3トップで臨んだ。

5位フィオレンティーナ(勝ち点14)に対し、ナポリがボールを持つ入りとなると6分、ボックス右に侵入したディ・ロレンツォがGK強襲のシュートを浴びせる。

しかし1分後に失点。右クロスに合わせたクアルタのボレーはポストに直撃するも、ルーズボールをゴールエリア左に詰めていたブレカロにシュートを蹴り込まれた。

失点したナポリが前がかる中、22分に追いつきかける。ロングカウンターに転じた流れからオシムヘンがネットを揺らすも、ラストパスを送ったオリベラオフサイドを取られた。

さらに28分、ロボツカが中央を突破してGK強襲のシュートを放ったナポリの攻勢が続くと、前半追加タイム4分にPKを獲得。パリージのバックパスを狙っていたボックス内のオシムヘンがカットし、GKテラッチアーノに倒された。

このPKをオシムヘンが決め、1-1として前半を終えた。

迎えた後半、開始6分にイコネにポスト直撃のシュートを打たれてヒヤリとしたナポリは、58分に逆転のチャンス。スローインをカットしたオシムヘンがボックス左まで独走。GKと一対一となったが、シュートをテラッチアーノに止められた。

すると63分に勝ち越される。中央を突破にかかったダンカンのルーズボールをボックス中央のボナヴェントゥーラに拾われ、シュートを決められた。

再び追う展開となったナポリは3枚替えを敢行。シメオネやリンドストロームを投入した。直後、ダンカンに際どいシュートを打たれてヒヤリとしたナポリは、追加タイムに終戦。パリージの左クロスからニコ・ゴンサレスに決められた。

競り負けたナポリは公式戦連敗で代表ウィークに入ることになった。