パリ・サンジェルマン(PSG)は8日、リーグ・アン第8節でスタッド・レンヌと対戦し3-1で勝利した。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のニューカッスル戦を完敗したPSGは、その試合からスタメンからコロ・ムアニをヴィティーニャに変更した以外は同じスタメンを起用。

今季リーグ戦無敗を続けるレンヌに対し、立ち上がりから一進一退の攻防を続けるPSGは32分に訪れた最初の決定機をモノにする。右サイドからドリブルでボックス手前までカットインしたデンベレがラストパスを送ると、ボックス左でこれを受けたヴィティーニャがコントロールショットをゴール右上隅に突き刺した。

先制点で勢いづいたPSGは36分にも、バイタルエリア手前のザイール=エメリが供給したロングパスからゴール前に抜け出したハキミがヘディングシュートを放つと、これがゴール右隅に吸い込まれた。

迎えた後半も先にチャンスを作ったのはPSG。54分、自陣からのロングスルーパスに反応したムバッペがうまく相手DFと入れ替わると、DFを引きつけてラストパス。これを受けたゴンサロ・ラモスが、冷静な切り替えしからシュートを放ったが、オマリにディフレクトしたボールはゴール右に外れた。

絶好の決定機を逃したPSGは、直後に失点を許す。56分、自陣でゴンサロ・ラモスの横パスをカットされると、ボックス右から侵入したブラスのクロスをグイリにヘディングで流し込まれた。

1点を返されたPSGは、57分にゴンサロ・ラモスを下げてコロ・ムアニを投入すると、ファーストタッチで追加点を奪う。58分、デンベレのスルーパスでボックス右横まで駆け上がったハキミのダイレクトクロスをニアに走り込んだコロ・ムアニが押し込んだ。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。3-1で勝利したPSGが公式戦3試合ぶりの白星、敗れたレンヌは今季リーグ戦初黒星となった。