複数の生徒が女子生徒たちを撮影し、格付けしていたことが判明。「退学させろ」という声が上がっていることを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。
■女子生徒らを格付け
アメリカ・ニューハンプシャー州のハイスクールに通う一部の生徒たちが、女子生徒たちの胸元や尻などをこっそり撮影。個人の名前を添えた写真をポケモンカードに貼り付け、点数をつけていたことが明らかになった。
参加していたのは主に男子生徒で、時には「イケてる」「イケてない」などと評価することもあったとのこと。撮影された女子生徒たちのほとんどが、気づいていなかった。
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■校長が保護者らに連絡
この件について把握した校長は生徒たちの保護者にメールを送り、「隠し撮りした女子生徒たちの写真を生徒たちが無断でシェアし評価していた」と説明して、「不適切」とその行動を批判した。
同メールの中で校長は「私はセクハラを重く考えています。お子さんたちにもそうお伝えください」と依頼しており、関与した生徒については保護者を交えたミーティング、または停学処分などもあり得ると書いている。
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■転校を検討する保護者も
問題が起こった学校に15歳の娘を通わせるアントニオ・ブルーノさんは、メディアの取材に応じ、知らないうちに娘の写真がシェアされた可能性があるとコメント。
「娘はもう学校には行きたくないと行っています」「転校させることも検討中です」とも語った。
悪質なセクハラに関わった全生徒を特定済みかは伏せられているが、学校側が事情を聞くため呼び出した生徒の数は35名だったと伝えられている。
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■退学を望む声
学校に通う一部生徒は厳しい対応を望み、嘆願書を作成。「問題を起こした生徒たちは停学ではなく退学処分が妥当である」と主張したところ、多くの人が理解を示し署名している。
作成者は「私たちはあなたたちの息子さんのおもちゃではありません」「ポケモンカードのようにトレードできる紙でもありません」と強調しているが、「SNSと何が違うのか」「写真シェアは普通にやっている」といった声もネット上に書き込まれている。
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