コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(サンパウロ)が、ナショナルチームにおける自身の役割について言及した。9日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 かつてレアル・マドリードバイエルンで活躍した同選手は、現在32歳。一時はチーム無所属の期間もあったが、W杯南米予選を控えるコロンビア代表に選出され、今やチームの若手選手の手本となる存在となっている。そんなハメスについて同紙は「チーム内での新しい役割を理解している」と伝え、「彼はアルゼンチン人のネストル・ロレンソ監督がアンタッチャブルな存在とは捉えていないことも解っている」と報じた。

 そしてハメス自身は「私は楽しんでおり、チームを助けるためにしっかりと準備している。今は32歳で、ピッチ内外でチームメイトをサポートできる年齢だ。精神的にその準備ができている。私は全ての若い選手の助けになりたいと思っているんだ」と語り、献身的な姿勢を示している。

 ブラジル代表、アルゼンチン代表に次いで南米予選で3位につけるコロンビア代表は、12日にウルグアイ戦、17日にエクアドル戦を迎える。

コロンビア代表のハメス [写真]=Getty Images