(C)2023 Lucasfilm Ltd.

 オリジナルドラマシリーズ最新作『スター・ウォーズ:アソーカ』がついに最終回を迎え、世界中のファンの盛り上がりが最高潮に高まっているなか、SWファンの間で人気を博しているキャラクターが、オレンジ色のドロイドのチョッパーだ。アニメーション作品「スター・ウォーズ 反乱者たち」に登場し、すでに絶大なる人気を得ていたが、<まるで猫のような性格>とR2-D2C-3POダース・ベイダーのコンセプトアートを手掛けたラルフ・マクウォーリーによる R2-D2初期デザインをベースとした<キュートな見た目>に人気の秘密があった。(以下に第7話までのネタバレを含みます)

 本作では第2話から登場したアストロメク・ドロイドのチョッパー。短気で気まぐれでありながら、イタズラ好きで命令に従わないことも多々あり、まるで猫のような自由気ままなチャーミングな性格が“かわいい”と人気を博している。

 本作の製作・監督・脚本を務め、SWのアニメシリーズも手掛けたデイヴ・フィローニは過去のインタビューで「R2-D2 を表すなら犬で、チョッパーは猫なんだ」とその性格の違いを語っており、ルーク・スカイウォーカーに忠実な R2-D2 とは真逆の性格なのだ。

 第7話ではジオノ議員の「たかがドロイド」という言葉にチョッパーが怒ってしまうシーンが描かれ、そうした感情豊かな性格だからこそ世界中のファンから愛されている。

 そして、オレンジ色の顔に白いボディ、感情を伝えるのに一役買っている2本のアームなど、R2-D2 に似た可愛らしいデザインにも人気の秘密が隠されている。「スター・ウォーズ」シリーズのコンセプトデザイナーとして、ジョージ・ルーカスの右腕的存在だったラルフ・マクウォーリー

 ルーカスが思い描くイメージを実際のデザインに落とし込む仕事を担い、ルーカスにとってなくてはならない存在で、R2-D2C-3POダース・ベイダーチューバッカなど人気キャラクターのデザインに携わっている人物だ。

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 チョッパーは彼が描いたR2-D2の初期のコンセプトアートを元にビジュアルが作られ、頭部から出るアームも彼のアイデアから付けられている。そのため旧三部作に登場しているキャラクターたちとどこか通じるデザインとなっており、愛される理由の一つとなっているのだ。

 そんなチョッパーについてSNS上では、「実写版チョッパーめちゃくちゃ可愛い!」、「チョッパーかわいい、チョッパーは癒し」、「アソーカに出て来るチョッパーもなかなか可愛い」、「R2-D2並みに優秀なチョッパーがすごくいい感じに描画されていて嬉しい」など絶賛の声が続出。今後のSW作品での活躍にも期待が高まるばかりだ。

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 「マンダロリアン」シリーズと同じく帝国崩壊後の銀河を舞台に、「スター・ウォーズ 反乱者たち」で素性を隠して行動を共にした仲間たちである新共和国を導く将軍ヘラ・シンドゥーラや、マンダロリアンの戦士サビーヌ・レンと再会したアソーカは、恐るべき闇の脅威に立ち向かっていく。

 ジェダイがほぼ残っていない暗黒の時代に、徐々に迫りくる暗い闇とは一体何のことなのか?アソーカを中心に描かれる未だ誰も見たことがない「スター・ウォーズ」の新たな歴史を刻む超重要作となることは間違いない。全世界待望の『スター・ウォーズ:アソーカ』はディズニープラスで独占配信中。