梅沢富美男9日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、梅沢富美男埼玉県の虐待防止条例改正案に怒りをあらわにした


■条例改正案に怒りの声

自民党埼玉県議団が提出した虐待防止条例の改正案を取り上げたこの日の放送。

番組によると「子供だけで留守番をさせる」「子供のみで公園で遊ばせる」「子供だけで登下校おつかいをさせる」などの行為が「虐待」に該当する。また、周囲の県民にも通報義務が課せられるという。

この改正条例案は小学3年生以下は保護者に子供の放置をしないことが義務づけられ、4~6年は努力義務になるとのこと。

現在埼玉では「共働きができなくなる」「シングルマザーが生活できない」という反対の声が上がり、条例案が採決された場合、埼玉からの転居を検討する声も上がっていると紹介された。


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■埼玉に住めなくなる

梅沢はこの条例に「こんなものは通らないんじゃないの? あたりまえだよ。誰が考えたか知らないけれども。無理に決まっているじゃないか」と指摘する。

続けて「じゃあ必ずお家には誰かが子供たちを見てくれる人がいてくれなかったら、子供も持てないってことにならない? 誰がやったのか、ジジイかババアが考えたのかわからないけど、こんなことをよく言うよ」と怒りをあらわにする。

そして「今日CM撮影をしていて埼玉出身の2人と議論していたんだけど、『埼玉から出ていこうかなって。埼玉には住めないなって』。子供を産めなくなるじゃないかよ」と語った。


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■「通しちゃダメ」

さらに「今、共働きというのが非常に多い。そのなかでこんなことをやっていたら、埼玉に子供がいなくなるよ?」とまくしたてる。

続けて「公園で遊ばせたらダメだという話と一緒だよ。じゃあ親がずっと見ていなければいけない。そんなの無理に決まっているじゃん。どうするんだよ。お兄ちゃんだって18歳以上がいればいいけど、18歳下だったら。これなんになるの? 破ると」と指摘。

スタッフが「罰則はない」とツッコミを入れると「罰則はなくても、子供たちをアレしていると言うんでしょ。バカなこと言ってんじゃないよ。誰が見つけて誰がしゃべるんだい、そんなこと。こんなものは通らないだろうし、通しちゃダメだと思うよ」と憤りをあらわにしていた。


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■視聴者の反応は…

梅沢が怒りをあらわにした埼玉の条例改正案。仮に可決されると、「1人の留守番も虐待」とされてしまうだけに、子育て世帯の負担はさらに増えるうえに、埼玉で子育てをしようとする人がいなくなる可能性がある。

Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,732名を対象に実施した調査で「日本は子育てしやすい国だと思う」と回答した人は27.0%。現状でも「子育てをしにくい」と感じている人が、圧倒的に多い。

子育て

梅沢の怒りに、視聴者から共感の声が上がっていた。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日 対象:全国10代~60代の男女1732名(有効回答数)

梅沢富美男、埼玉の県虐待防止条例改正案に怒り 「子供が産めなくなる」