マツコ・デラックス

9日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に生出演したマツコ・デラックスが、子育てについての持論を展開。自虐を交えながら、「自分の子供がこうなることだってある」「正解なんてない」などと語った。


■子供を傷付ける「毒語」

番組では「毒語」なる“子供を傷付ける言葉”が紹介され、「何回言われたらわかるの?」「早くやらないと◯◯させないよ」といった具体例も列挙。

だがマツコは「昔は全部言われたわよね」と述べ、幼い子を持つ若林史江氏・大島由香里も「こう言わないでじゃあどうすれば…」と困惑する。

マツコもさらに、「私ね、それ悪くないと思うんだよね」「『突発的に出てしまう言葉を注意しなければいけない』みたいな風潮が強すぎると、それによって逆にお母さんはストレスを感じちゃうだろうし」と毒語に理解を示した。


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■語気が強いのは仕方ない?

続けて、「子供は子供で、そんなに読解力ってないじゃん? だからある程度、語気が強いようなことも言わないと」と重ねて理解を示すマツコ

ここで、大島は「やるべきことをやってからやりたいことをやる」と子供に教え込んでいることを明かす。

一方、若林氏は「宿題をやったら何時間ゲームをやってもいい」と教えても子供が遊んでしまうと嘆いたが、マツコは「でも、やらないことも悪いことだと思わないんだよね」と持論を展開し始めた。


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■自身は「とても失敗作」

「だって、これ(自分)はね、完成形としてはとても失敗作だと思うんだけど」と自虐したマツコは、「やんなかったよ、なんにも。子供の頃なんて、いかに親を騙して先生を騙して…」と幼少期を振り返る。

「それはそれで、ひとつの生活力みたいなのには繋がっていく気がするんだよね」と、切り抜ける術が役立つこともあるとの持論を述べたのだった。

さらに、他人と比べると子供の自尊心が傷付くという話題にも、「ある程度、他者と比べられるクセもつけておかないとさ」と異論を唱える。


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■「なるようにしかなんない」とも

「世の中に出たら、世の中がそれをせずに生きてるかって言ったら、ほぼ他者と比べることで生きてるじゃんみんな?」「だから、それに対しての免疫みたいのもある程度つけといてあげたほうがよくない?」と、比較に慣れることも大切ではと語るマツコ

こうして子育て論で白熱すると、最終的には「正解なんてないのよ。なるようにしかなんないのよ」とあっさり。「ウチの親が、私がこんなになるとは絶対想像してなかったと思うのよ」「自分の子供がこうなることだってあるわけだからね。それはもう止められないわよ」と再び自虐するのだった。

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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太

マツコ・デラックス、子育てについて持論を展開 自身を「失敗作」と自虐も