あおり運転

前のクルマとの車間距離を詰めたり、幅寄せしたり、他のドライバーに迷惑とプレッシャーを与えるあおり運転。事故が多発したこともあり、2020年に道路交通法が改正され、妨害運転への罰則も創設された。


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■ステッカーなどで自己防衛も

あおられることを避けるため、クルマに「Baby in car」などのステッカーを貼るドライバーも見られる。

また、最近はスマートフォンが普及しているため、被害を受けた人や後続車などがあおり運転の様子を撮影し、SNSや動画共有サイトに公開することも。こうした被害にはどれくらいの人が遭っているのだろうか。


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■4割弱が経験あり

Sirabee編集部が、8月27〜29日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「あおり運転被害」について調査したところ、「何度もある」と答えた人が12.3%。

「1〜2回はある」が26.2%で、4割弱があおり運転の被害に遭っていることが明らかとなった。「経験なし」は61.5%だった。

あおり運転


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■男性は過半数が…

今回の調査結果では、男女差も大きくあらわれた。これは、日常的にハンドルを握る人の数が異なることによる可能性が高いが、男性では「何度もある」が2割以上、女性の2倍を超える。

男性では過半数があおり運転の被害を受けていることも判明した。


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■執筆者プロフィール

タカハシマコトニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年8月27日8月29日 対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)

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