去就が注目されたナポリのルディ・ガルシア監督だが、ひとまず解任は避けられたようだ。

ガルシア監督は、今シーズンからナポリ指揮官に就任。前任のルチアーノ・スパレッティ監督(現イタリア代表)の下で昨シーズン33年ぶりのスクデット獲得を果たしたチームを、どのように率いていくかが注目されていた。

しかし、王者として臨んだ今シーズンはセリエAで8試合を消化して4勝2分け2敗と、ここまで昨シーズンほどの輝きは見せられず。さらに、FWビクター・オシムヘンと口論に至る一幕があるなど主力との関係構築にも苦戦しており、ファンからの不満は日増しに強まっている。

そんな中で、イタリアカルチョメルカート』によると、ここまでの成績に不満を持つクラブ上層部はガルシア監督の解任を検討。しかし、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はもう少し指揮官に時間を与える方針を固めたようだ。

一方で、インターナショナルマッチウィーク明けも状況が改善しないようなら、再びガルシア監督の進退が問われる可能性は高い模様。仮に解任となれば、クラブはマルコジャンパオロ氏やアントニオ・コンテ氏の招へいを検討すると報じられている。