マンチェスター・ユナイテッドイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(23)の放出を望んでいるようだ。

サンチョは2021年7月にドルトムントから加入。巨大なポテンシャルを持つ若きイングランド代表には大きな期待が寄せられていたが、ここまでドルトムント時代の輝きは発揮できていない。

そんな中、9月3日に行われたプレミアリーグ第4節のアーセナル戦では、練習態度に問題があると判断したエリク・テン・ハグ監督によってメンバー外に。すると、サンチョは「不公平だ」と自身のX(旧ツイッター)に投稿して不満を公言し、大きな問題に発展した。

テン・ハグ監督は勝手な振る舞いを続け謝罪も拒否するサンチョを許さず、ファーストチームから追放。選手たちが使用するチームの施設全てを使用禁止にする処分についても下している。

イギリスデイリー・メール』によると、クラブ上層部もサンチョの復帰を諦めつつある様子。このまま状況が好転しないようなら、1月の売却を検討しているとのことだ。

また、ユナイテッドサンチョレンタルでの放出も許可する模様。その際は、週給30万ポンド(約5400万円)の給料を一部負担する用意もあると報じられている。サンチョレンタル先で活躍することで、市場価値を回復させたい目論見があるようだ。

サンチョに対してはユベントスや古巣であるドルトムントが関心を示しており、来年1月に具体的な動きを見せるかが注目されている。