イオンモールは、中国・湖北省武漢市における4号店として「イオンモール武漢江夏」を11月1日にグランドオープンする。テーマ別に五つのスペースを配置していることが特徴だ。

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●マーケットの成長が期待できるエリア



 イオンモール武漢江夏は、武漢市の中央を流れる長江の東側「武昌」エリア南部に位置し、南北幹線道路「文化大道」と武漢市第4環状線が交わる江夏区の玄関口に出店。江夏区は、武漢市の三大産業である自動車産業・ハイテク産業・ヘルスケア産業の工場や研究開発センターなどが誘致されており、地下鉄など交通インフラの整備も進んでいる。

 車20分圏内に居住者や就業者を合わせて143万人を有し、大型公園を中心に銀行やオフィスなどが入る「ビジネスエリア」、江夏区政府などがある「公共サービスエリア」、テンセントなどが立地する「企業研究開発エリア」の3つのエリアに囲まれている。周辺は江夏の生活拠点の中心地となっており、今後マーケットの成長が期待できる大変有望なエリアとなっている。

 モール内では、水や緑、光などの「自然」や「ヘルス&ウエルネス」の要素にデジタルを組み合わせ、若者から家族連れまで、さまざまな世代が交流できるスペースを、五つのテーマ別に配置。また、3階中央の「心広場」には開放的な吹き抜けを活用した300平方メートルの屋内キッズスペースを設けている。

 2階は、グローバルスポーツや国内スポーツブランドが一堂に集結する「スポーツファッションエリア」。また、屋外にはスポーツや憩いの場を提供する「夢楽公園」には、バスケットコートやイベント広場、芝生などの多目的広場などを配置している。

 1階には、新鮮な食材を豊富にそろえるほか、隣接して食品・カフェ専門店が構える。4階には、武漢市の郷土料理をはじめ、全国各地の中華料理など、世界各国のレストランが出店している。
イオンモール武漢江夏(イメージ)