海外に移住しオカリナのオンラインレッスンを行いつつ、X(旧Twitter)で漫画を発信しているオカリナ講師のジャスティン(@Justin_ocarina)さん。自身をキーウィ(ニュージーランド固有の鳥)のキャラクターとして描いた、ゆるくてかわいい世界観に病みつきになる読者が増えている。

【漫画を読む】月収5万のオカリナ講師が毎日楽しく生きられる理由

■海外生活での学びや知恵を漫画にして発信

ジャスティンさんは2020年からX(旧Twitter)でキーウィのイラストを投稿開始。もとはGIFアニメやイラストのみを創作していたが、海外生活の中で友人たちから学んだ世界各地のレシピ漫画を投稿したところ、1投稿で9万いいねを獲得するなど大きな反響を呼んだ。「めっちゃ簡単かつ美味しそう」「料理上手い友達が多くて羨ましい」などの声が寄せられている。

ウォーカープラスでは、ジャスティンさんの海外での日常を描いた「月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記」の連載がスタート。アラビア語もわからない、お金もない、家具も家電も何もない、とっても不便な暮らしだけどなぜだか毎日がとっても楽しい!そんな愉快な日々を、キーウィのゆるかわいい絵柄に乗せてお届けする。

第1回となる今回は、作者のジャスティンさんにインタビューを行い、作品を描くきっかけや創作のこだわりを語ってもらった。

■海外移住のおかげで「純粋に生きられるようになりました」

――28歳のときに海外移住を決意したとのことですが、何かきっかけがあったのでしょうか?

海外移住など雲の上と思っていましたが、友達に誘われて上海に行ったとき「なんだ…意外と大丈夫そうじゃないか」と現実味を感じたのがきっかけでした。

――現在はエジプトにお住まいとのことですが、エジプトに移住していちばん驚いたことは何ですか?

人です。「空気を読む」などの概念が全く通用しない文化なので、考え方もかなり影響を受けて、もっと純粋に生きられるようになりました。また「あの人に嫌われているかもしれない」などの気力をそぐ予想をしなくなりました。

――そんな異文化の中で、日々を楽しむコツとはズバリ何でしょうか?

小学1年生のように何もわからない自分を認めて素直になることだと思います。

また、もし嫌なことや未知の経験と出会ったとしても、それを「悪い点」と捉えずにただ「違う点」と認識して「ふーん、おもろいやん」と思うようにするようにしています。

「悪い」のではなく「違い」であって、せっかくなら楽しもうといつも自分に言い聞かせています。

――漫画を描き始めたきっかけを教えて下さい。

子どもの頃に読んだ漫画の真似をして描き始めたのがきっかけです。その後は音楽の仕事でジャケットやサムネイルなどを描くのみでした。ですが、趣味で友達向けに書いていたイラストが割と好評だったので、3年前くらいにX(旧Twitter)を始めて作品を投稿し始めました。

――今回が連載初回ということで、読者へのメッセージをお願いいたします。

漫画のみならずインタビューまで読んで下さったあなた…どうもありがとうございます。ぜひX(旧Twitter)のコメント欄で「インタビュー読んだよ!」と教えてください。泣いて感謝いたします。

「まあ死なんやろ日記」第1話