食欲の秋、だからじゃないんですよ。ハロウィンとか、お泊まり女子会とか、家飲みとか、小旅行とか。みんなで集まって飲んだり食べたりが、3~4年ぶりに多くなっている2023秋。

 そんな時こそコストコの大量かつ小分けできるお菓子が活躍するんです。自分じゃ食べきれないから買えない~ってボリュームのお菓子だって、今なら買える! ということでおすすめの3つを紹介します。

 まずはソフトチョコレートチップクッキーの「Bear paws」(写真右上)。直訳だと「熊の手足」。中華料理とか漢方なイメージの熊の手がカナダだとクッキーの形になっちゃうという衝撃。凶暴なイメージはないの? なぜ熊の手(足)にしたのか不思議だったりするんですが、このクッキー、本場カナダではかなり人気のクッキーとのこと。個別包装になっていて1パック2枚入り、そしてソフトチョコレートチップスというだけあって、確かに柔らかい! チョコチップも結構入っているので、カナダで人気なのに納得です。ホットコーヒーや紅茶、ホットミルクなんかにすごくいい相性。20パックあれば、ばら撒くのにも余裕で対応できそうです。

 そして箱買いなんだけれど、小袋になっているのが「Hardbite」の「ALL POTATO NO COUCH」(写真左)。オールポテトノーカウチってどういう意味? と思って調べたんですが、サイトでは「カウチポテト」の説明ばかりが並び、正解がわからない。箱を開けると黄色いラインの塩味、青いラインの塩&ビネガー味、赤いラインのBBQ味の3種で、1袋23g入り、各6袋、計18袋が入っています。

 この1袋23gというのが絶妙な量。よく見るポテチ一袋が大体65~80gなので、その半分以下の量。罪悪感を感じる量じゃないところで止まれる、そして一袋分食べ切った満足感も得られます。ちなみに塩味とBBQ味は日本人にも馴染みのある味なんですが、塩&ビネガー味はビネガー感強め。パンチの効いた味です。これ、お泊まり会とか家飲みに1種ずつ持っていって、味比べを楽しむなんてのにも良さそう。小袋だから、人気がない味があっても開封した罪悪感低め。もちろん配るのにもいい感じのサイズです。

 そして個別包装じゃないけれど、想像していた以上においしくて激推しなのが、「PROTEIN PRESSELS」(写真中央)、主原料は小麦粉、白インゲン豆粉、赤レンズ豆粉など。小麦粉だけのプレッツェルじゃなくて、豆たっぷりのプレッツェル。開封すると、直径約3×3.5cm、厚み約3ミリ程度の小さなプレッツェルなので、小分けするのにはもちろん、ちょっとつまみたいという時にもいい大きさ。油感ほぼないサクサク感。ヘルシーなイメージなのに塩気はしっかり効いています。プロテイン入りのスナックだけれど、なぜか緑茶にも合う味わいなのは、ゴマがふってあるから? さっぱりしているから? 別に体鍛えてないからプロテインが入ってなくても~、という人でも、味が気にいる人はきっと多いはず。

 ということで、コストコならではの大容量だけれど、それぞれおいしいので、ぜひ買ってほしいお菓子3種。一人で一気に食べ切らなければ、馬“肥ゆる”秋…なんてことにはならないと思う。おそらく。シェアして楽しむのにぜひ!

ロドリゴいしざわ)

アサジョ