元HKT48兒玉遥が6日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に出演。今回は、20kgの激太りの裏側とネットをざわつかせた「紅白歌合戦・勘違い事件」の真相、そしてグループ卒業までの空白の2年間を完全告白。「人生のどん底」まで落ちてしまった兒玉先生のしくじりから人生の教訓を学んだ。

【写真】HKT48時代の兒玉遥

 この日の配信回では、過剰な反省で自分を追い込みすぎてアイドルを辞めてしまった元HKT48兒玉遥による授業・後半戦を放送。

 後半戦では、まず兒玉先生にとって大きな転機となった「紅白歌合戦・勘違い事件」について触れることに。2016年、“AKB48選抜総選挙”で9位にランクインした兒玉先生は「選抜総選挙で16位以内に入る」という夢が叶ったにもかかわらず、「うれしいけど自分が思っていた景色と違う」「まだまだ頑張らないと周りに認めてもらえない。期待に応えられない」という思いに駆られていたと告白。

 そんな中、同年末に行われた紅白歌合戦をめぐって“大事件”が起きる。その年はAKBグループの中から視聴者投票で選ばれた48人が出演し、生放送中に上位16人を発表するという企画だった。

 ステージ上で16位から発表が始まり、兒玉は総選挙で9位だったため上位に入ることを期待をしていた。ところが、名前は呼ばれないまま、1位と2位の発表が行われることに。上位に入っていると思うメンバーはステージ中央に行くようスタッフから事前に指示があり、先生も「中央に移動」したものの、結果は1位・山本彩、2位・指原莉乃だったのだ。

 当時を回顧した先生は「ヤバいです。本当にヤバいです」「私の順位は29位だったんです」「とんだ勘違いをしてしまいました」と、当時を振り返った。

 この“勘違い”へのバッシングで心がパンクしてしまい活動を休止した先生だったが、「早く復帰しないと」という焦りから、メンタルが回復しないまま2ヵ月で復帰。その結果、ストレスで爆食いし、約半年で20kg激太りしてしまったと語った。

 また、この頃について「ひとりになるとストレスを抑えたくて爆食いが始まる」と先生が明かした衝撃の爆食い状況に教室は騒然。「これはヤバい」「ダメよ兒玉さん」と一同が驚愕した暴飲暴食の内容とは…?

 さらに兒玉先生は、激太りしたことによって“アイドルとして最大の屈辱的な事件”を経験。その後、初めて行った病院でドクターストップがかかり、「うつ状態で完全活動休止」という事態に追い込まれ、「完全に引退するつもりでした」と当時の思いを打ち明けた。

 芸能界引退を決意した先生は、福岡県の実家へ。「半年くらいはベッドに寝たきり」「目を開けて呼吸をしているだけ」だったと明かし、「人生のどん底でした」と回顧。当時の生活についても赤裸々に語りました。

 そんなどん底状態だった先生は、あるとき心療内科の医師から言われた言葉をきっかけに、大きく心境が変化。さらに、休養から半年が経った頃、思い立ってとある行動に出た先生は、そこから徐々に元気を取り戻したという。

 また、鹿児島県の沖永良部島に滞在していた祖父のもとへ行き、自然豊かな環境で穏やかな時間を過ごすことで視野が広がり、心の平穏を取り戻していったとも語った。そうして、徐々にメンタルが安定し、芸能界復帰を考えるようになった先生だったが、ここで重大な問題が…!

 2年間の休養期間から芸能界に復帰するまでの知られざる日々を打ち明けた。授業の最後には、兒玉先生が自身のしくじりから学んだ教訓を発表。「自分自身が自分の一番のアンチになっていた」と切実に語った兒玉先生の教訓とは…?

 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』はテレビ朝日にて毎月第4金曜24時50分、ABEMAにて毎月第1~3金曜21時、第4金曜の地上波放送後に放送。ABEMAにて1週間見逃し配信。

6日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』より