女優・タレントとして活動する元ラストアイドルの篠原望が、2023年4月から、地元・千葉の「チバテレ」において、情報番組「ちば朝ライブ・モーニングこんぱす」月曜・火曜のお天気担当としてレギュラー出演中。そんな篠原望が生まれ育った千葉県を舞台に撮り下ろした1stカレンダーを2023年10月28日(土)に発売。待望のカレンダー発売直前、今の心境について聞いた。

【写真】ファーストカレンダーを発売する元ラストアイドルの篠原望に今の心境を聞いた

■カレンダーをこんなに早く実現できるんだという驚きが大きかった

――ラストアイドル活動終了時のインタビュー以来ですね。すっかりご無沙汰しています。早速ですが、初めてのカレンダーの発売が決まったときの気持ちを教えてください。

こちらこそ大変ご無沙汰しております。ラストアイドル初選抜時に初めてインタビューしていただいてから、ガールズアワードでの個別取材など、いっぱい取材していただいてありがとうございました。今回も初カレンダーで取材していただけてとってもうれしいです。

最初は軽い気持ちで、「カレンダーができたらいいですね」ぐらいに言ってました。そうしたら、「ちょうどカレンダーのお話をいただいているよ」となって、こんなに早く実現できるんだという驚きが大きかったです。もちろん、すごいうれしい気持ちと、応援してくださってるみなさんが喜んでくれるかなっていうドキドキはありました。

――撮影場所は篠原さんの地元、千葉。ファンのみなさんは聖地巡礼しそうですね。

出身ということで地元にこだわって、すべて千葉で撮影させていただきました。千葉ポートタワーの芝生に寝転んだりしましたし、幕張メッセにも行きました。幕張メッセは“ラスアイ時代”にイベントで行ったりもしていましたし、高校時代もマーチングで立ってるステージがあったりもしましたので、より思い出深い場所だったので選びました。

千葉のなかで、何カ所か思い出がある場所を選ばせていただいて決めました。稲毛海岸は行ったことがなかったんですけど、千葉の海でもぜひ撮影したいなと。カレンダーを見たみなさんがいいなって思った場所に行っていただければうれしいです。

――篠原さんにとって思い出深い千葉のいろいろな場所で撮影したカレンダーになっているんですね。ほかにもこだわった部分を教えてください。

いろいろな表情が出せる写真集っぽいカレンダーになったらいいねっていうのがありまして、全部笑顔とかクールとかじゃなくて、めくるたびにいろいろな表情が出せたらいいなっていうのにはこだわって作りました。撮影するときは笑顔もクールも両方撮らせていただいたんですけど、選ぶときになるべくいろいろな表情になるように心がけて決めさせていただきましたね。

――撮影に向けて準備したことはありますか。

撮影する1週間くらい前まで舞台をやってまして、ものすごく気を遣うというのは難しかったんですけど、何日か前からはちょっと高級なパックをしたりとかしてお肌を整えました(笑)。

――撮影中に印象的だったことはありますか。

稲毛海岸の夕日のカットがあるんですけれど、夕日の時間がすごい好きで、そこで撮るというのもすごいうれしかったです。昼間も稲毛で撮影したんですけど、夕日の時間に合わせて、戻ってきて撮影したのが印象に残っています。

ちょうど9月、10月のカットになっていて、誕生月が9月なので、そこに使わせていただけるっていうのもすごくいろいろな思いが重なって、いいページになったんじゃないかなと思います。7月、8月が笑顔で楽しんでる感じで、こっちはちょっとアンニュイな表情で、差を付けたいなっていうのもありました。幕張メッセのカットも今までにない表情でやりたくて、けっこうクールめの撮影が好きなのでやらせていただきました。

■生放送は初めてのことでなかなか慣れませんでした

――カレンダーをどんなところに飾ってほしいですか。

すべての部屋に飾ってほしいです。ポスターみたいな感じになっているので、今月と自分の好きなカットの月を並べてもらったりとかしても楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。

――別の方にカレンダーをどこに飾ってほしいですかと聞いたことがあるんですけど、毎日必ず目が合うトイレにと言っている方がいらっしゃいました。

確かに毎回目が合いますね。私のカレンダーもトイレも含めた全部屋に飾ってください(笑)。

――そして、チバテレの情報番組「ちば朝ライブ・モーニングこんぱす」にて月曜・火曜のお天気担当としてレギュラー出演されてますが、いかがですか?

4月から始めてまして、約半年ぐらいやらせていただいています。これまで情報を伝えることをやってこなかったので、初めてのことでなかなか慣れませんでしたが、一緒に出演しているみなさんがとても温かい方ばかりで、オープニングやエンディングとかで全員で最近あったことなどいろいろ会話したりするんですけど、そういうのとかもすごい楽しいですし、勉強にもなります。

――生放送ですもんね。

ちょいちょい噛んだりしますね(笑)。4月に比べたら、さすがに成長してると思いたいです。生放送はあんまり経験がなかったのですごい緊張しますし、天気で間違った情報を伝えたら絶対にだめなので、そういうところの難しさだったりプレッシャーだったりというのはやっぱりありますね。

私服で出演しているんですけど、全部自分で決めて毎週かぶらないように気をつけています。トップスのほうが大きく映るので、同じものを着たことは一度もないです。シンプルめというか、キレイめ系のお洋服とかがもともと好きなので、普通に着られるのもありますし、番組で使うというのもあって自分の気持ち的にもちょっといいものがあってもいいかなと思って買っています。

――最後にメッセージをお願いします。

ラストアイドルが活動休止になったあとも、自分の活動は本当にファンのみなさんのおかげでできてるなと感じています。応援してくださるみなさんのおかげでこうしてカレンダーを発売できますし、今まで応援してくださってる方にもすごい楽しんでいただける内容になっていると思います。チバテレや舞台で初めて知った方とかにもいろんな表情の私を見ていただけると思うので、ぜひぜひみなさんに手に取っていただきたいですし、これからも応援していただけたらうれしいです。よろしくお願いします。

取材・撮影・文=野木原晃一 協力=千葉由知(ribelo visualworks)

待望のファーストカレンダーを発売する元ラストアイドルの篠原望