プラス株式会社ファニチャーカンパニー東京都渋谷区)は、『職場の居心地WEB調査』と題し、電車・バスを主な通勤手段とする会社員・公務員500名を対象に「通勤時間」についてのWEB調査を実施いたしました。その調査結果を発表いたします。

「これってうちの会社だけ?」「他社は何か工夫してる?」
他社の状況を知れば、自社の改善ポイントが見えてくる。
『職場の居心地WEB調査』では、職場の居心地に関連する身近なテーマでウェブ調査を行い、
その結果をレポートしていきます。

今回の調査テーマは……
【日々の通勤、「つらい」と感じる?】

皆さんは、日々の通勤にどのくらいの時間をかけていますか?

コロナ禍で在宅勤務を経験したあと、オフィス出社に戻った方の中には、「通勤がつらい……」と以前より強く感じるようになった方も多いのでは。そこで今回は、電車・バス通勤を行っている人を対象に「通勤にかかる所要時間」「通勤時間を苦痛と感じるか」などを尋ねるアンケートを実施。また、通勤時間を『苦痛と感じる人』と『感じない人』とで、仕事へのモチベーションなどに違いがあるかを調べました。

◆記事ページはこちら(プラスファニチャーカンパニー公式ウェブサイト)

https://kagu.plus.co.jp/3867/

  • Q1. 出社時の通勤時間についてお答えください。自宅から職場まで、片道でどのくらいかかりますか。

事前調査で「電車・バスが主な通勤手段」と回答したオフィス勤務者500名に対し、自宅からオフィスまでの片道の通勤時間を訊いたところ、最も多かったのは「1時間未満(=30分以上1時間半未満)」で半数近く、次に多かったのは「1時間半未満(=1時間以上1時間半未満)」という結果でした。

  • Q2. あなたは、日々の通勤時間を「苦痛だ」と感じることはありますか。

次に、日々の通勤時間を「苦痛だ」と感じることはあるかと訊いたところ、「ある」「どちらかというとある」の合計が76.8%という高い結果となりました。続いて、通勤時間ごとに分け、「苦痛だ」と感じる人の割合を見ていきます。

通勤時間ごとに分けて、日々の通勤時間を「苦痛だ」と感じている人の割合を見ていくと、通勤時間が長くなるほど「苦痛だと感じる」(=濃い青色)の割合が増えていることがわかります。

また、「苦痛と感じない」(=濃いグレー色)の回答者は通勤時間が長くなるほど減少しており、最も通勤時間の長い「2時間未満(=1時間半以上2時間未満)」と「2時間以上」の群では0人という結果になっています。

  • Q3. あなたは通勤時間、何をして過ごしていますか?少しでも快適に過ごすための工夫などあればお聞かせください。

■人間観察

人間観察をして、楽しむ

「景色や周りの客を見ながら考え事をしている」

「読書と人の表情、風景、スマホのSNSをみる」

■スマホでニュースサイトやSNS、動画などを見る

「イヤホンをして好きなYouTubeやX(Twitter)の動画をみる。もしくはゲームする。これで満員電車にいるのを紛らわしている

「音楽を聴く、TikTokを見る、Yahooニュースを見る、テザリングでPCを繋いで仕事をする」

「好きなアーティストの曲を聴いてテンションをあげる。好きなMLBの試合を動画配信で観る」

ポイ活をする

タブレットで、ニュースサイトやポイ活や電子書籍を見ている」

ポイ活や電子書籍アプリで漫画を読むなど」

■寝る

「行きは睡眠 帰りは読書」

寝る、スマホ見てる、電車内の広告見てる」

「約1時間ずっと座っているので半分は寝ている。スマホをいじっている」

■勉強する

アイポッド語学のCDを聞いたり、本を読んだりしている」

「duolingo韓国語の勉強 TOEICのアプリで勉強 好きな音楽を聴く」

■運動する

運動不足なので、電車内では立ってます。かかとを少し浮かせて、つま先立ちになり代謝を上げたりしてます」

満員電車を避けるための工夫

乗車時間が長くなっても良いので満員電車に乗らない」

「行きは着席したいので早朝の電車に乗り、着いたらカフェで時間を潰す。主にスマホで音楽を聴きながら、ポイ活・X(Twitter)の閲覧や投稿。帰りは疲れているので追加料金で特急で帰る。スマホで野球中継を見ながら帰る」

  • Q4. 通勤時間を「苦痛と感じる人」と「感じない人」、それぞれにお伺いします。以下の項目についてお答えください。

続いて、通勤時間を「苦痛と感じる人」と「感じない人」それぞれに仕事へのモチベーションなどについて訊いたところ、全ての項目において、通勤時間を「苦痛と感じる人」が「感じない人」よりも低い結果となりました。

※回答は「そう思う」「どちらかというとそう思う」「どちらかというとそう思わない」「そう思わない」の4択で、グラフ中の数値は「そう思う」「どちらかというとそう思う」の合計値。

  • Q5. 「わざわざオフィスに出社するからには、会社側に整備してほしい」と思うものや、「こんなオフィスなら行ってもいい」と感じるオフィスのイメージはありますか。

■福利厚生について

ドリンクバーケータリングがある会社」

フリードリンクを期待したいところ」

「食堂や食事代の補助がほしい」

■設備について

「現実的ではないですが、満員電車汗だくになってしまうのでシャワー室がほしい」

「ジムとまでは言わないが、休憩時に軽く体を動かせるスペースが欲しい」

「個室は無理でもブースがほしい」

「仕事用ではなく自分のスマホで自由に使えるWi-Fiがほしい」

オフィス空間やレイアウトについて

かっこよく仕事ができるようなおしゃれオフィス

「清潔感のある整頓された室内にして欲しい。デスクの間隔をあけて欲しい」

「座席とデスクを大きくして他の人との距離をとってほしい

「日当たりが良くて、事務所が綺麗。トイレが綺麗で、休憩スペースがある」

デスクチェアについて

「一般社員でも肩こりなどになりにくいデスクチェアで仕事ができる」

「椅子をゲーミングチェアにして欲しい」

作業スペースの広いデスクが欲しい」

「椅子をカスタマイズさせてほしい」

■雰囲気やコミュニケーションについて

「人と接することが、良かったと感じられるような、風当たりの良い職場環境にしてほしい」

コミュニケーションを図りやすくする仕組みが欲しい」

オフィスを開放的にし、色々な部署と話しやすい環境にしてほしい。壁を無くすなど」

「社員同士で気軽なコミュニケーションする場所があれば嬉しい」

■昼寝や仮眠について

「欧州などで多いと聞いたことがある、昼休憩中の睡眠時間やその場所。日が全く入らない場所なので、気分的に疲れるから日が入るようなオフィスにするか、そのような場所で業務してもよい等の整備」

「短時間でも休息できる仮眠室がほしい」

「横になれる簡易ベッドが欲しい」

■空調について

「空調関係を過ごしやすい環境にしてほしい」

温度と湿度がちょうど良く、静かだったら、出社する価値が大いにある」

■制度について

出社時間が選べると良い。コアタイムを設けるといい」

「仕事の都合に合わせたフレックスな出社

時差勤務の整備(空いている時間帯に出勤し帰宅ピークになる前に退勤)。ライナー券代の支給。とにかく痛勤ラッシュはいやだ」

「会社に行かないと成り立たない職種です。通勤時間を考慮して勤務時間を短くしてほしいです」

  • まとめ

アンケートの結果から、電車・バス通勤をするオフィス勤務者のうち76.8%の人は通勤時間を苦痛と感じており、片道の通勤時間が1時間を超えると、5割以上の人がはっきりと「苦痛」を感じていることがわかりました。また、通勤時間を「苦痛と感じる人」は、「苦痛と感じない人」よりも、仕事へのモチベーションや会社への貢献意欲が低いという結果になりました。「こんなオフィスならわざわざ行ってもいい」と感じるオフィスのイメージについては、広いデスクで席間隔が空いていることなど具体的な要望が多く挙がっており、従業員の声を取り入れた居心地のいいオフィス環境作りが重要になりそうです。

◆記事ページはこちら(プラス株式会社ファニチャーカンパニー公式ウェブサイト)

https://kagu.plus.co.jp/3867/

【調査結果の引用について】

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配信元企業:プラス株式会社ファニチャーカンパニー

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