マカフィー株式会社（本社：東京都渋谷区）は、AI（人工知能）を活用した新機能「マカフィー 詐欺メッセージ対策（英語名：McAfee Scam ProtectionTM）」を本日発表いたします。マカフィー 詐欺メッセージ対策は、高度なAIと人的脅威インテリジェンス（セキュリティの脅威について収集・分析した情報と、それにより得られる知見等の情報の総称）を組み合わせて、SMS（ショートメッセージサービス）のテキストメッセージ内に仕込まれた危険なURLを開くあるいはクリックする前に自動的に識別をして警告を出すなど、増加するSMSでのAIが生成するフィッシング詐欺に対応します。

警察庁・金融庁によると、インターネットバンキングに関するフィッシング詐欺の被害は、今年6月までの半年間に2322件確認され、被害額は約30億円と(*1)これまでで最も多くなっています。特許取得済みのAIテクノロジーを活用したマカフィー 詐欺メッセージ対策の最新機能は、マカフィーの製品に対応しており、急増しているフィッシング詐欺からお客様の安全を守ります。

サイバー犯罪者は、AIを使ってより真実性のあるパーソナライズされた詐欺を大規模に作り出しています。フィッシング詐欺は、サイバーセキュリティの脅威において世界第1位であり(*2)、11秒ごとに新しいフィッシングサイトが生み出されています(*3)。2022年、米国人はテキストメッセージの詐欺だけで3億3,000万ドル（約488億円）にも及ぶ被害に遭い、これは2021年の2倍以上であり、報告されている平均損失額は1,000ドル（14万7千円）でした (*4) 。AIによって生成された新しい巧妙な詐欺の氾濫により、本物と偽物の違いを見分けることがこれまで以上に難しくなってきています。また米国の半数の人（52%）が、AIによってオンライン詐欺の精度と信憑性が高まったことに懸念を抱いています(*5)。

マカフィー 詐欺メッセージ対策は、詐欺を未然に発見し、ブロックします。マカフィーの特許取得済みAIテクノロジーが悪意のあるリンクを瞬時に検出し、警告メッセージを送信することでクリックする前に阻止するので、送られてきたメッセージの真偽のほどを確かめる必要はありません。誤って悪意のあるリンクをクリックした場合、マカフィー 詐欺メッセージ対策がそのサイトの読み込みをプロアクティブにブロックします。

米国マカフィー（McAfee, LLC、本社：米国カリフォルニア州）のプレジデント兼最高執行責任者であるグレッグ・ジョンソン（Greg Johnson）は次のように述べています。

「AIは、サイバー犯罪者の常識を変え、フィッシング詐欺メールにおける、明確なタイプミスや貧弱なグラフィックといった詐欺の可能性があることを簡単に見抜くことができる時代は終わりを迎えました。現在では、サイバー犯罪者はAIを使って攻撃の精度、巧妙さ、スピードを飛躍的に向上させており、本物と偽物を見分けることがかつてないほど難しくなっています。そのため、詐欺であることに気づく前にリアルタイムでプロアクティブにセキュリティを保護するために、AI詐欺に対抗しうる先進的かつ革新的なAIテクノロジーを必要としているのです。マカフィー 詐欺メッセージ対策は、高度なAIと人的脅威インテリジェンスを組み合わせることで、偽の電子メール、テキスト、ソーシャルメディアへのリンクを積極的に検出し、ブロックします。マカフィーの新しい詐欺対策テクノロジーは画期的であり、オンライン詐欺やサイバー脅威から防御する最先端のAIテクノロジーを通して、ユーザーの安心なオンライン生活を守ります。」

マカフィー 詐欺メッセージ対策は、以下を含みます：

  • プロアクティブな自動保護：メッセージを開く前に詐欺メールに関する通知を受け取れます。メールに含まれるURLのスキャンを許可すると、マカフィー 詐欺メッセージ対策がどのメールが安全ではなく、開くべきでないかを判別してお知らせします。

  • 特許取得済みの高度なAIテクノロジー：マカフィーのAIはリアルタイムで動作し、世界中の何百万もの悪意あるリンクを常に分析・処理するなど優れた検出力を発揮しています。これまでになかった新たなゼロデイ脅威（未発見の脆弱性を悪用して行われる攻撃）を含む、進化した危険な脅威からお客様を保護します。また、マカフィーのAIは常に進化しており、サイバー犯罪者の先を行くことで、お客様の安全をより確実に守ります。

  • シンプルで使いやすい：一度設定すれば、マカフィー 詐欺メッセージ対策はすぐに作動します。そして、テキストメッセージやメールが詐欺かどうかをチェックする必要はありません。自動的に危険なリンクを検出すると警告を発し、誤ってクリックしてしまった場合は危険なサイトをリアルタイムでブロックします。

  • 無料でお試し可能：マカフィー 詐欺メッセージ対策は、「マカフィー モバイルセキュリティ」の7日間無料トライアルに含まれています。試用期間終了後、マカフィーモバイルセキュリティは希望小売価格、月額350円（税込）または年額3,300円（税込）（1年間のサブスクリプション）でご利用いただけます。マカフィーの製品をご利用のほとんどのお客様は、既存のプランの一部としてマカフィー 詐欺メッセージ対策のご利用が可能です（一部適用除外あり (*6)）。マカフィーセキュリティのアプリをアップデートするだけで、別途購入したり、アプリをダウンロードしたりする必要はありません。

マカフィー 詐欺メッセージ対策の詳細は、 https://www.mcafee.com/ja-jp/antivirus/mobile.html

をご覧ください。

マカフィー 詐欺メッセージ対策のAIテクノロジーは、Android、iOS、Chrome、Safari、Microsoft Edge、Firefoxで動作します。マカフィー 詐欺メッセージ対策は、テキストメッセージ、ソーシャルメディア、ブラウザを問わず、誤って危険なリンクをクリックしてしまった場合にブロックします。

※以下2-5の参照先は英語です。

(*1) フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金被害の急増について - 警察庁・金融庁(2023/8/8) https://www.fsa.go.jp/ordinary/internet-bank_2/10.pdf

(*2) The Latest 2023 Phishing Statistics (updated August 2023) (2023/9/2) https://aag-it.com/the-latest-phishing-statistics/

(*3) The Latest 2023 Phishing Statistics (updated August 2023) (2023/9/2) https://aag-it.com/the-latest-phishing-statistics/

(*4) The top text scams of 2022 (2023/6/8) https://www.ftc.gov/news-events/data-visualizations/data-spotlight/2023/06/iykyk-top-text-scams-2022

(*5) 調査は市場戦略研究所（MSI）が2023年9月に実施。

(*6) マカフィー 詐欺メッセージ対策は、McAfee+、マカフィー(R) トータルプロテクション、マカフィー(R) リブセーフ、マカフィー モバイル セキュリティの各プランでご利用いただけます。

マカフィーについて

マカフィーは、消費者と中小企業向けのオンライン保護のグローバル・リーダーです。デバイスだけでなく人を保護することにも重点を置くマカフィーの消費者および中小企業向けのソリューションは、常時オンラインの世界におけるユーザーのニーズに適応し、適切なタイミングとセキュリティで家族、地域社会、ビジネスを保護する、総合的で直感的なソリューションを通じて、ユーザーが安全に生活できるよう支援します。詳細情報については、https://www.mcafee.com/ja-jp/index.html をご覧ください。

*McAfee、マカフィー、McAfeeのロゴは、米国およびその他の国における米国法人 McAfee, LLCまたはその関連会社の商標又は登録商標です。

配信元企業：マカフィー株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ