トッテナムイングランド代表MFジェームズ・マディソンが、自身と同じく今夏加入したオーストラリア指揮官を絶賛している。

セルティックアンジェ・ポステコグルーを新指揮官に迎え、今シーズンここまでのプレミアリーグで6勝2分けの無敗で首位に経つトッテナム

その新生スパーズで背番号10を背負い、早くも攻撃の中心を担う“マダーズ”の愛称で知られる26歳MFは、イギリス『talkSPORT』のインタビューで、自身と共に8月のプレミアリーグ月間最優秀表彰に輝いた新指揮官に言及。「最高の監督の一人」とその手腕を絶賛している。

「彼はスパーズに来た当初から、自分の志向するプレースタイルとそのためのメソッドを持っていた。彼が僕らに毎日トレーニングで望んでいるものは、伝染していくものなんだ。中途半端な気持ちでトレーニングに参加することなんてできないよ」

「毎日、そして毎回のトレーニングセッションは集中力を必要とし、本当に大変なんだ。それが彼のやり方だけど、僕らは土曜日のピッチでその恩恵を享受しているんだ」

「何よりもまず、監督は素晴らしい人なんだ。加入初日に彼が僕らに言った第一声は、『まともな人間であってほしい、そうすれば仲良くやっていけるよ』っていうものだったんだ」

「それが彼のモラルの一つであり、彼の振る舞い方や人々に話す様子を見れば、彼が本当に素晴らしい人であることが分かるものさ」

「彼はオープンで、正直で、要点を率直に言ってくれる。彼はとても率直で、一切のごまかしがないんだ。それはまさに爽快だね。その場、その場でさまざまなメッセージを出したり、お気に入りを設定したりするような監督もいるけど、そういった人間は望ましくないよ」

「彼は優秀で勤勉な男であり、それが彼のチームの基礎となっているんだ。そういった姿勢は僕らプレーヤーにも伝染するんだ」

また、ここまでのプレミアリーグ8試合で2ゴール5アシストを記録するなど、まるで長年に渡ってスパーズでプレーしていたかのようなフィット感を見せるマディソン。その適応の秘訣について問われると、新指揮官を含むクラブやファンとの相性の良さを挙げている。

「何度も言ってきたえど、新しいクラブに行って新加入の場合、適応するのに少し時間がかかることがある。だけど、実際にはそうではなかった」

「スパーズに何年も在籍してきたような気がするし、なんとなくフィットしている。新しい監督も素晴らしいしね」

「僕らはシーズンを順調にスタートできている。ただ、これは長いシーズンの始まりであり、特に監督のプロジェクトと彼が構築しようとしているものについてはこれから間もなく、困難な道に直面するだろうということも覚悟しているよ」

「それでも、僕らはかなり良いスタートを切っているし、それが続くことを願っている」

「クラブの雰囲気が自分に合っているんだ。ファンは素晴らしい対応をしてくれるし、自分が100万ドルの男のような気分を与えてくれたし、ピッチで気分よく良いパフォーマンスすることができたんだ」

「僕はただ試合に出て良いプレー、パフォーマンスをしたいだけだ。同時にスパーズを次のレベルに引き上げる男にもなりたいんだ」

「僕らはとても良いスタートを切ったと思うし、チームは監督が作ろうとしているものを受け入れているし、それは監督のメッセージや哲学にとって重要なことだ」