現地時間2023年10月11日ジャパン・ツアーのために来日中のサム・スミスが、チャーリーXCXとのコラボ曲と思われる新曲の一部を公開し、ファンを騒然とさせた。

 公式インスタグラムに投稿された短い予告動画で、黒と白のセーターと白いスカートを身にまとったサムは、日本の路地と思われる場所を闊歩しながら、新曲を口パクしている。このきらびやかなダンス・ポップ・トラックで、サムは「君と出会った夜にわかっていた/ニューヨークの灯りの下で」と歌い、「ベイビー、自分が何をしようと関係ない/天使が私のそばにいるから」と続けている。

 このバースが、現地時間10月6日チャーリーXCXが予告した新曲と酷似していることにファンはすぐさま気づいた。サムは、当時この投稿に横目と夜景の絵文字で反応していた。「In the City」と題されたチャーリーの新曲は、インスタグラムを通じて新たに共有されたサムのバースとほぼ同じテンポとメロディを持っている。また、サムはキャプションに夜景の絵文字が3つ添えて、チャーリーの新曲のタイトルを表現しているようだ。米ビルボードは、サムとチャーリー双方の代理人にコメントを求めている。

 2人のファンたちは、最近チャーリーが映画『バービー』のサウンドトラックに提供した「Speed Drive」のミュージック・ビデオにサムがカメオ出演したことも、2人が今後コラボすることを示唆していた可能性があると指摘している。このMVのバースの途中で、サムはチャーリーにビデオ通話を行い、「新しいミックスを聴いてくれた?」と彼女に尋ねていた。チャーリーがMVの撮影現場にいることを伝えると、サムは「ゴメン」と返答し、「でもリリースするために早く提出しなきゃいけなくて」と時間ができたら聴いて欲しいと念を押していた。

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