納入台数も過去最大級だそうです。

行先階予約システムを搭載

日立製作所および日立ビルシステムは2023年10月6日(金)、同日に開業した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(東京都港区)へ、日立グループとして日本国内で過去最大級となる台数の昇降機を納入したと発表しました。

内訳は、こちらも同グループとしては過去最大級となる積載質量8000kgを誇る、超大容量エレベーター(定員:116人)など76台と、エスカレーター44台の計120台。特にエレベーターへは、効率的な配車を実現する行先階予約システムを搭載しているといいます。

このシステムは、エレベーターホールに設置した登録装置などで行先階を登録すると、最適なエレベーターが予約され、そのエレベーター号機が装置の液晶部に表示されるというものです。

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーは、東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅と一体的に開発された、高さ約266m、地上49階建ての多用途複合の超高層タワーです。ステーションタワーをはじめ、「グラスロック」と「虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス」の計3棟から成ります。

先日開業した虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(画像:日立ビルシステム)。