各ホームに最大3か所設置されます。

のぞみ停車駅に完備へ

JR東海は2023年10月12日(木)、「のぞみ」停車駅ホームに、あらたにコーヒーやアイスの自販機を設置していくと発表しました。11月までに順次、計86台を設置していく計画です。

東海道新幹線では、10月末をもって「車内のワゴン販売」が終了します。これに伴い、車内販売の主力商品であるスジャータのカップアイスやドリップコーヒーを引き続き楽しめるようにするため、自販機で買えるようにします。設置駅は、東京・新横浜名古屋・京都・新大阪で、それぞれのホームに最大3か所設置されます。

設置される自販機は以下のとおり。

スジャータアイスクリーム
いわゆる「シンカンセンスゴイカタイアイス」として知られ、上からホットコーヒーを垂らして溶かすなど、いろいろな食べ方が話題になっている商品です。これが「のぞみ」停車駅でいつでも買えるようになります。「バニラ味」以外にも、限定商品ふくめて4種類程度が常に販売されます。

サーティワンアイスクリーム
サーティワン専用の自販機は、新大阪駅25・26番線に、ことし3月に登場。駅構内では初のことで、サーティワン自販機の売上としては第2四半期に売上1位を獲得しています。これが5駅へ展開。味も「ポッピングシャワー」など7種類ほどが展開予定です。

●ドリップコーヒー
「SHINKANSEN COFFEE「ミル挽き珈琲」」の名称で、ホーム上へ設置されます。車内販売では複数種類の商品展開が難しかったですが、自販機化によって、全13種類の展開が実現します。商品は基本4種のほか「新幹線のぞみブレンド」・「新幹線ひかりブレンド」・「新幹線こだまブレンド」・「ドクターイエローブレンド」など。

なお、コーヒーのミル・ドリップ中の待ち時間には、新たに導入された車内チャイム会いにいこう」が流れるといいます。

東海道新幹線(乗りものニュース編集部撮影)。