レアル・マドリードが、同クラブに所属するフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガ、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデと新契約を締結したようだ。11日、スペインメディア『COPE』が伝えている。

 同メディアによると、レアル・マドリードは数時間以内に正式な発表を行う予定だという。現行の契約が2025年に満了を迎えるカマヴィンガと、2027年までの現行契約となっていたバルベルデは、どちらも2028年までの契約延長にサインした模様。なお、バイアウト条項は両者とも10億ユーロ(約1585億円)に設定されたと報じている。

 現在20歳のカマヴィンガは、母国であるフランスのレンヌでトップチームデビューを飾ると、2021年夏に推定3000万ユーロ(現在のレートで約48億円)と報じられた移籍金でレアル・マドリードに加入した。在籍初年度からリーグ戦26試合に出場し、ラ・リーガチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献すると、昨シーズンは本職の中盤だけでなく左右のサイドバック(SB)でもプレー。今季もここまでリーグ戦全9試合に出場している。

 現在25歳のバルベルデは、母国であるウルグアイのペニャロールでプロキャリアをスタート。2015年にレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)へと加入すると、デポルティーボでの武者修行を経てトップチームに定着した。昨シーズンはリーグ戦34試合に出場し、7ゴール4アシストをマークするなど飛躍の年を迎え、今季もここまでリーグ戦全9試合に出場している。

新契約締結を報じられたカマヴィンガ(左)とバルベルデ(右) [写真]=Getty Images