大谷翔平・金村義明12日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、金村義明氏が野球のオリンピック復帰について「大谷翔平選手の力が大きい」と持論を展開した。 

■2028年のロス五輪で野球が復帰へ

2028年に開催が予定されているロサンゼルスオリンピックパラリンピックの組織委員会が、「追加競技として野球とソフトボールIOC国際オリンピック委員会)に提案した」と発表した話題を取り上げたこの日の放送。番組によるとIOC理事会を経て、16日の総会で承認される可能性が高いとのこと。2024年に開催予定のパリオリンピックでは野球とソフトボールは競技から外れており、2大会ぶりの復帰になることが紹介された。 

関連記事:金村義明氏、80年代高校野球最強レベル校の練習を称賛 「ステーキを...」

■大谷選手の力が大きい?

金村氏は野球競技の復帰に「僕の考えですけど、やっぱり大谷翔平の力も大きいなと思いますよね、野球人気というと。世界ナンバーワンになったわけですし、WBCでこれだけの反響を呼んだわけですから」と持論を展開。続けて「オリンピックも野球とソフトボールは除外されていましたけど、もう一度野球を見直す良いきっかけになったと思いますね」と話す。MCのふかわりょうは「その立役者である大谷さんは2028年は何歳? 34歳」とつぶやくと、金村氏は「いやあ大谷ならなんか、まだまだやっていそうな気がしますよね」と語った。 

関連記事:金村義明氏、高校野球の丸刈り強制廃止に賛同 「僕らの時代に戻っちゃダメ」

■監督は誰に?

その後、アシスタント松澤千晶が「オリンピックの監督にふさわしい方はどなたでしょう」と質問をする。これに対し金村氏は「今回井端弘和くんが監督になりましたけどね、そこから先っていうのはまだまだ。でも井端さんを中心になっていくと思いますけどね。 でも、誰がやったって大変だと思いますよ」と指摘。続けて「プレッシャーは相当ですからね。星野仙一さんだって北京オリンピックのときに相当なストレスを抱えてしまいましたし、メダルが取れませんでしたしね」と語っていた。 

関連記事:金村義明氏、野手転向の要因となった投手を告白 「投げたら甲子園が静まり...」

■東京五輪では金メダル

オリンピックの野球は公開競技で実施されたのち、1992年バルセロナ大会から正式種目に採用。日本チームは当初全員アマチュア選手で構成されていた。2000年シドニーのプロ・アマ合同チームを経て、2004年のアテネからオールプロで出場。アテネ長嶋茂雄監督で臨む予定だったが、入院のため中畑清ヘッドコーチが指揮をとった。2008年の北京は星野氏が監督に就任するも、メダルを逃す。そして2021年の東京大会では稲葉篤紀氏が指揮をとり、金メダルを獲得した。
大谷翔平の力で野球がオリンピックに復帰する? 金村義明氏が独自見解