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劇場アニメ窓ぎわのトットちゃん」の主題歌が、あいみょんの書き下ろし楽曲「あのね」に決定。あわせて予告編映像、本ポスタービジュアル、場面カットが公開された。

【動画】あいみょん「あのね」が流れる予告編映像。ささやかな幸せに満ちたトットちゃんの日常が収められている。

今回主題歌のオファーを受け、「あのね」を書き下ろしたというあいみょん。「窓ぎわのトットちゃん」についてあいみょんは、「世界中で愛されているトットちゃん、そんなトットちゃんが今、この時代に アニメーションとして映画化される事はきっと大きな大きな意味があるんだなと感じます。制作途中の映像を観させてもらった時涙が出ました。お腹の真ん中から胸を通ってまっすぐ瞳に熱いものが上がってくる感覚です」と熱い思いを語った。

「あのね」が流れる予告編映像には、前の学校を退学になって落ち込むトットちゃんに「君は、ほんとうは、いい子なんだよ」と、頭を撫でながら語りかける小林校長先生や、トットちゃんのパパとママ、担任の大石先生など、彼女を温かく見守る大人たちが登場。また小児マヒを患い、思うように体を動かすことができない泰明ちゃんとともに、悪戦苦闘しながらも木登りをがんばるトットちゃんの姿や、彼女がプールや腕相撲をして充実した日々を過ごす場面、「君のこと、忘れないよ」と微笑む泰明ちゃんと、涙をこらえながら「私も、忘れない」と約束するトットちゃんとのやりとりなどが収められている。

12月8日公開の「窓ぎわのトットちゃん」は、黒柳徹子が自身の幼少期を描き、1981年に出版した同名小説が原作。八鍬新之介が監督、シンエイ動画がアニメーション制作を務め、アニメ「ドラえもん」シリーズなどに携わった金子志津枝がキャラクターデザインを手がける。トットちゃん役は、オーディションで抜擢された大野りりあなが担当。小林校長先生役を役所広司、トットちゃんのパパ役を小栗旬、トットちゃんのママ役を、大石先生役を滝沢カレンが演じる。

あいみょんコメント

世界中で愛されているトットちゃん、

そんなトットちゃんが今、この時代に アニメーションとして映画化される事はきっと大きな大きな意味があるんだなと感じます。

制作途中の映像を観させてもらった時涙が出ました。

お腹の真ん中から胸を通ってまっすぐ瞳に熱いものが上がってくる感覚です。

最初、お話を頂いた時は不安でしたが、去年の紅白歌合戦の時徹子さんが「よろしくお願いしますね」と声をかけて下さり とても嬉しかったです。

生きてきた時代の記録や記憶は違えど、今 同じ時代を生きてることが喜びですし私を選んで下さった徹子さんに感謝でいっぱいです。

映画「窓ぎわのトットちゃん」

2023年12月8日(金)全国ロードショー

スタッフ

原作:黒柳徹子講談社刊「窓ぎわのトットちゃん」)
監督:八鍬新之介
脚本:八鍬新之介・鈴木洋介
キャラクターデザイン:金子志津枝
制作:シンエイ動画

キャスト

大野りりあな、小栗旬、杏、滝沢カレン役所広司 ほか

映画「窓ぎわのトットちゃん」本ポスタービジュアル (c)黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会