10月16日(月)にスタートする橋本環奈主演ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の制作発表が10月13日に都内のスタジオで行われ、橋本、沢村一樹松本まりか、JP、前田拳太郎、徳重聡、佐藤二朗が登壇した。

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■経費から事件解決の糸口を見つける

同作は、経費から事件解決の糸口を見つける新しい警察エンターテインメント。緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを行うことを決めた。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(はじめまどか/橋本)だったが、そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導いていく。

橋本環奈沢村一樹、初共演感は全くなし

今作で橋本と沢村は初共演。沢村は「初めましてのはずが、『久しぶり~』という感じで始まったんですよ。24歳の女優さんということで『どうも初めまして、よろしくお願いします…』というテンションかと思いきや、全然違ったんですよ『あ、ちゃーっす!』って」と語ると、橋本は「いやいや、さすがに『あ、ちゃーっす!』とは言わないですよ!(笑)」とツッコむ。すると佐藤も「いや、僕は(橋本が)17歳のとき初めて会いましたけど、『あ、ちゃーっす!』みたいな感じでしたよ」と続ける。

それに対して橋本は「ちゃーっす!と言った覚えはありませんが、確かに、『(大人しく)よろしくお願いします…』というよりは『お願いしまぁーす!』みたいな感じなので、『ちゃーっす!』寄りかもしれないです」と笑顔でコメント。

橋本環奈松本まりかは2人でサウナへ行く仲に

「本当に現場が楽しい」と語る松本は、共演する沢村について「人間力がすごい」と褒めると、沢村は「僕は本当に無駄口もたたかないし、せりふ覚えているのに直前まで台本を見てアイデア出てこないかとずっと考えている」と真面目な表情で語る。すると、佐藤からは「口から出まかせを言っている!」と言われ、橋本からは「真顔で言えるのがすごい!本番ギリギリまで無駄口しかたたいていないですよ!」とツッコまれていた。

また、松本は「環奈ちゃんとは(年が)15個離れてるんです。別世界の方なのかなと思ったら相性が合うんです」と明かす。橋本も「いろんな話をしますし、一昨日も撮影終わりに2人でサウナに行ってきました」と仲を深めた様子。

JPは「男性キャストは180cmオーバーの高身長なので、橋本さんの可愛さが際立つと言いますか、予告でも橋本さんが連れていかれるシーンがありますよね。あれは“てけてけポイント”です」と、予告映像内で橋本演じる円が、両側から刑事に腕を掴まれて足をばたつかせながら連れていかれるシーンについて語った。

橋本環奈、作品に自信!

新人刑事役の前田が「僕は現場でも下っ端なので、JPさんの肩を揉んだり、靴を磨いたりしています」と話すと、すかさずJPが「やってないやろ!やめてくださいよ(笑)」とつっこみを入れる。続けて前田は「こんなむちゃぶりにも応えてくれるくらい皆さん優しいので、下っ端なんですけどのびのびやらせてもらっています」と笑顔に。

また、役柄上“いじられキャラ”な徳重は、「役としては皆さんからいじられているしポンコツ感を出しています。ずっとポンコツなのは私だけで、皆さんどこか優秀だったり長所があるんですが、僕の役には長所がないです。後半の台本ももらっていますが怖くてまだ見れていません」と語り、一同を笑わせた。

本作について橋本は、「手ごたえはあります」と自信をのぞかせ、「解決の仕方が、円が関わることで違った角度から進んでいく。ストーリーがすごく面白いと思うんです。魅力ある円を演じられることがすごく幸せですね」とコメント。徳重も「事件へのアプローチの仕方に視聴者も驚くと思います」と本作の見どころを語った。

「トクメイ!警視庁特別会計係」制作発表会見より/※ザテレビジョン撮影